(cache) もし探偵が Evernote を使ったら？

（このブログ記事は、すべてフィクションです。）

探偵といえば、自ら情報を集め、様々な推理を働かせてたったひとつの真実を見つける孤独な仕事というイメージがありますが、一方で最先端のツールを使いこなし生産性の向上によりビジネスを成功させている方もいらっしゃいます。今日は、「仕事に差し支えるため」匿名を条件に、ある著名な探偵の方にお話を伺いました。

「探偵業を始めて長いのですが、この仕事はいかに情報を集めるかというところにすべてがかかっています。現場の証拠や関係者の聞き込み、過去の事件などあらゆる情報を集め、そこから真実を浮かび上がらせるのが私たちの仕事です。探偵というと孤独にひとりで仕事をするというイメージがあるのですが、私の場合は Evernote Business を使ってチームで仕事をしています。

ELL85_rondonnomachinami_TP_V

共有が便利な Evernote Business

ロンドン中のホームレスからタクシードライバー、靴磨きから花売りの少女など、これらのスタッフにスマートフォンと Evernote Business のアカウントを渡して、使ってもらっています。

例えば、ある人物を調べている時に私が尾行するとすぐにばれてしまいますし、人件費もバカになりません。そこで彼らにお願いしておくと、その人物の行動をあらゆる街角で見張ってくれ、その動きも逐次ノートに書き込んでシェアしてくれます。私はベーカー街にあるオフィスにいながらリアルタイムに情報を入手できるのです。

紙の書類をデジタル化

スコットランドヤードも私にとっては欠かせない優秀なスタッフです。といってもかつては動きが遅く、特に、事件に関する資料を紙で管理しているので、過去の類似した事件を調べる時は大変時間がかかっていました。

そこで彼らに ScanSnap Evernote Edition スキャナを使うよう指示したのです。そうするとあっという間に紙の文書が PDF に置き換わり、情報検索が圧倒的に早くなりました。また書庫スペースが必要なくなったのでオフィス環境も大幅に改善したと聞いています。

knowledge-1052014_640

コンテキストで新たな気づきを

そして資料を眺めながら手かがりを追っている時に便利なのがコンテキスト機能です。自分も忘れていたような、過去の類似した事件のノートや関連するニュースを表示してくれて貴重な気づきを与えてくれます（Financial Times も早く対応してくれるといいのですが）。

また、助手がこれらの資料をもとに事件簿を書いているのですが、事件ごとに資料をノートブックにまとめているので、情報管理に時間を取られることなく執筆に専念できているようです。

すべての情報を安全な場所に保存

フランスに「灰色の脳細胞」を自慢されている方がいらっしゃいますが、私の場合はこうして集めた情報や過去の資料がぎっしり詰まった Evernote こそが大切な「第 2 の脳」なのです。しかも人間の脳は限界がありますが、Evernote は容量無制限です。

以前、ある悪党と取っ組み合いになり、滝つぼに落ちたことがあります。もちろんスマートフォンは水没してしまいましたが、その中の情報はクラウドに保存されているので、ビジネスの継続にはまったく問題はありませんでした。世間的には私はその時に死んだことになっていますが、実はその後も Evernote にアクセスして仕事をしていたのです。

万が一、アカウントがハックされて Evernote Business の管理コンソールやビジネスサマリが第三者に見られてしまったら、私が生きていることがばれて大変なことになっていました。もちろんセキュリティの高い Evernote Business ではそんな心配は不要でしたけれども（笑）。