ある映画の「公式サイト」を訪れて、強烈な違和感を覚えた。URLは公式のはずなのに、どうみても「公式じゃないサイト」が表示されるのだ。
どうやら作品の劇場公開終了に伴い、映画配給会社がドメインを手放したようだ。多数の映画ポータルサイトからリンクが設置された良質なドメイン。それを活用して、第三者がサイトを構築している模様。
映画公式サイトが公式じゃなくなってしまった、おすすめの7作品を紹介する。
1.チェンジリング
アンジェリーナ・ジョリー主演で贈る衝撃の実話を映画化した超一級サスペンス!1928年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子ウォルターと幸せな毎日を送るシングル・マザーのクリスティン。だが、ある日突然、クリスティンの勤務中に、家で留守番をしていたウォルターが失踪。
2.キック・アス
NYに住むデイブは、コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる平凡な高校生。ある日、インターネットで買った自前のスーツとマスクで、自分もヒーローとして勝手に街で活動を開始。何の特殊能力も持たない彼は、初出動のときにあっさり犯罪者にやられるが、その捨て身の活動がネットで話題になり「キック・アス」の名で一躍有名に。
3.コロンビアーナ
南米・コロンビア。マフィアの幹部を父に持つ9歳の少女カトレアは、マフィアの大物の差し金により、目の前で家族を惨殺される。必死に逃亡し、叔父を頼って米国シカゴにやってきた彼女は心に復讐を誓う。 15年後、そんな思いを抱いて成長したカトレアは凄腕の殺し屋として暗躍する。
4.ゴールデン・スランバー
伊坂幸太郎のベストセラー小説を、堺雅人ほか豪華キャストで映画化。杜の都・仙台。野党初の首相となった金田が凱旋パレードの最中に暗殺される。同じ頃、大学時代の友人・森田から現場付近に呼び出された青柳は、突如現れた警官に拳銃を向けられる。
5.パンズ・ラビリンス
恐怖の政治が国を覆っていたスペインの暗黒時代に、少女オフェリアは生を受けた。優しかった父が死に、身重の母親と二人で直面する現実は目を覆うようなことばかり。そんなとき、彼女が見つけたのはうす暗い森の中の秘密の入り口。妖精の化身である虫たちに導かれて、迷宮の世界への冒険が始まる。
6.マルホランド・ドライブ
「ストレイト・ストーリー」のデイヴィッド・リンチ監督が贈る、カンヌ国際映画祭監督賞に輝いた衝撃のミステリー。ローラ・エレナ・ハリング、ナオミ・ワッツほか出演。
7.インファナル・アフェア
2002年の香港映画賞を総ナメし、ハリウッド史上最高額でリメイク権が落札。警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた2人の男が、身の危険と心のゆらぎに苦悶しながら10年の時を経て対決の時を迎える姿を緊迫感溢れるタッチでスリリングに描く。
映画公式サイトの運営者にお願い
映画公式サイトを運営する配給会社においては、作品公開終了とともにサイト運営を放棄するのではなく、継続公開いただくよう切に願う。一映画ファンの願いとして。