月面探査のコンテスト 日本チームにKDDIが協力
民間による月面探査の国際コンテストに参加している日本のチームに、大手通信会社の「KDDI」が協力し、昼と夜で250度以上の温度差がある月面で画像の伝送に挑むことになりました。
この国際コンテストは、世界各国の16チームが来年の年末までを期限に、最も早い月面探査の成功を競っていて、日本からは東北大学の研究者や宇宙関連企業の開発者などによる民間のチーム「HAKUTO」が参加しています。
大手通信会社の「KDDI」は23日、都内で記者会見を開き、「HAKUTO」に協力し、通信関連の技術や機材などを提供することを発表しました。
コンテストでは、月面で探査機を500メートル走らせ、撮影した画像を地球に伝送できれば成功と認められ、KDDIは、昼は100度以上、夜はマイナス150度以下という月面の厳しい環境で画像の伝送に挑みます。
会見でKDDIの田中孝司社長は「衛星通信などで50年以上にわたる宇宙での通信の実績がある。もう一度宇宙に挑戦してみたいと考えた」と話していました。
また、「HAKUTO」の袴田武史代表は「安定した通信技術を得ることで、成功率が一段階上がる。探査機の性能には自信があり、優勝できると考えている」と話していました。
大手通信会社の「KDDI」は23日、都内で記者会見を開き、「HAKUTO」に協力し、通信関連の技術や機材などを提供することを発表しました。
コンテストでは、月面で探査機を500メートル走らせ、撮影した画像を地球に伝送できれば成功と認められ、KDDIは、昼は100度以上、夜はマイナス150度以下という月面の厳しい環境で画像の伝送に挑みます。
会見でKDDIの田中孝司社長は「衛星通信などで50年以上にわたる宇宙での通信の実績がある。もう一度宇宙に挑戦してみたいと考えた」と話していました。
また、「HAKUTO」の袴田武史代表は「安定した通信技術を得ることで、成功率が一段階上がる。探査機の性能には自信があり、優勝できると考えている」と話していました。