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春闘 トヨタ ベア月額1500円で決着へ3月15日 15時17分
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ことしの春闘で、トヨタ自動車の労使交渉は、16日の集中回答日を前に、月額1500円のベースアップを行うことで事実上、決着しました。
ことしの春闘で、トヨタの労働組合は月額3000円のベースアップを要求していました。これに対して経営側は、新興国経済の減速や円高で経営環境が厳しさを増すなか、要求水準は高すぎると主張し、大詰めの調整が続けられてきました。
その結果、経営側は1500円のベースアップを行う方針を伝え、組合側も受け入れる見通しになったことから、トヨタの労使交渉は事実上決着しました。
この水準は、現在の要求方式となった平成14年以降で過去最高だった去年の妥結額の4000円を下回るものの、3年連続のベースアップ実施となります。
一方、ボーナスは好調な業績を反映して、組合の要求どおり去年の回答を0.3か月分上回る、月給の7.1か月分となりました。
春闘の相場づくりをリードするトヨタの労使交渉が事実上、決着したことで、16日の集中回答日に向けて大詰めを迎えるほかの企業の交渉にどのような影響を与えるか注目されます。
その結果、経営側は1500円のベースアップを行う方針を伝え、組合側も受け入れる見通しになったことから、トヨタの労使交渉は事実上決着しました。
この水準は、現在の要求方式となった平成14年以降で過去最高だった去年の妥結額の4000円を下回るものの、3年連続のベースアップ実施となります。
一方、ボーナスは好調な業績を反映して、組合の要求どおり去年の回答を0.3か月分上回る、月給の7.1か月分となりました。
春闘の相場づくりをリードするトヨタの労使交渉が事実上、決着したことで、16日の集中回答日に向けて大詰めを迎えるほかの企業の交渉にどのような影響を与えるか注目されます。