前回の記事もたくさんの方に読んでいただくことができました。
ありがとうございました。
それで思ったんですが、みなさんライフサイエンスに興味がありますよね??
そこで、皆様がもっとライフサイエンスに興味を持っていただけるよう、
とっておきのサイトを紹介します!
検索サイトの紹介
①PubMed
ライフサイエンス系の論文の検索サイトです。
登録はなく、無料で検索することが出来ます。
国際論文を扱っているので、英語での検索が必須になります。
実際、私も前の記事で、
京都工芸繊維大学のプラスチック分解微生物発見の論文を探す際には、
PubMedで『kyoto plastic science』と検索し、発見しました。
全て英語なのでとっつきにくいですが、
信憑性は高い検索エンジンです。
②Google scholar
https://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja&as_sdt=0,5
グーグルが提供する論文検索エンジンです。
こちらも登録なしで無料で検索することが出来ます。
Pubmedと大きく違うのは、英語縛りじゃないことです。
とっつきやすいので初めての方はこちらがオススメです。
ただ、本当に色んな文章が出てくるので、
信頼できる文章かどうかはより気をつける必要があるかと思います。
あとは、ライフサイエンスに特化したサイトではないので、
「図書館」とかで検索しても何かしらの文章が出てきます。笑
学術論文について
そもそも論文って何?
それぞれの大学や研究所が英知の限りを尽くして、
研究結果をまとめ、ひとまとまりの文章にしたものです。
世界共通の研究テーマであれば、世界に向けて発信する必要があるので、
英語が用いられることが多いです。
(逆に、世界に発表しない修士論文や国内のみのテーマであれば母国語で、
書かれることが多いです。)
大学であれば、結構パワーのある研究室でも、
毎年コンスタントに1本投稿できたらすごいと思います。
投稿?
そう。研究結果は論文を通じて対外的に発表されることが多いです。
その論文を掲載している雑誌が世界にはたくさんあります。
研究者はこの雑誌に研究結果を投稿し、その結果が認められれば、
晴れて論文が雑誌に掲載されることになります。
駄目だった場合は、さらに新たな研究データを載せて再チャレンジするか、
ランクの低い雑誌に再投稿します。
その中で、ライフサイエンス系のトップに君臨するのが、
『サイエンス』と『ネイチャー』という雑誌です。
日本の有名な教授陣でも掲載されたことが無い人も少なからずいるはずです。
PET分解微生物の発見は、scienceに掲載されましたが、
それだけでも研究の重要度の高さを感じることができます。
ライフサイエンスって?
難しい定義は抜きにして一言で言います。
『生物多様性への畏敬の念と、それに対するあくなき知的好奇心』
だと考えています。
ライフサイエンスについて研究が進めば進むほど、
進化や生態系ってものすごいことに気づかされます。
皆さまが持たれている知的好奇心を大切にして、
一緒にこの星の生物多様性を楽しみ、そして大切にしていきましょう!
- 作者: チャールズダーウィン,Charles Darwin,渡辺政隆
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/09/20
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