[ジュネーブ 14日 ロイター] - 北朝鮮の人権侵害問題を調査している国連のダルスマン特別報告者は14日、金正恩第1書記と他の幹部を「人道に対する罪」で訴追するよう求めた。

国連人権理事会に対し、北朝鮮では国民の多くが食料不足に直面し、「奴隷のような」状況に置かれる労働者がいる一方、膨大な資源を核やその他の大量破壊兵器の開発に費やしていると指摘した。

北朝鮮の代表団は委員会をボイコット。欧州連合(EU)、米国、日本は、金第1書記の名指しはしなかったものの、ダルスマン氏の主張を支持した。