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UKISIMA'S BLOG

偽素敵作家が素敵についてあれこれ考えるブログ

ハンドメイド販売 屋号のお話。

偽素敵作家のつれづれ

みなさんはこんにちは~。

このブログをお読みの方の中で販売をされている方はどれぐらいいらっしゃるのでしょうか?

 

私は超低空飛行のまま、8年ほど委託販売をそれ以前を入れると10年近くハンドメイド販売をさせて頂いています。

 

 

さて今日は屋号のお話。

販売をされている方はほとんどの方がお持ちなのではないでしょうか?

かく言う私も屋号があります。

『ヒビシャツ』Hibishirt といいます。

これは正確には委託店のオリジナルブランドとしての名前で、税務署に登録してある本来の屋号は『平原縫製所』です。

私、本名は平原ですので。(ちょっと調べれば分かるようなことを今さら隠す気もありません)

町工場的ないたって真面目な名前を屋号にしております。

 

 

今回はブランド名の方の屋号のお話。

実は今の屋号はとある理由で途中で変更しているんです。

 

今からハンドメイド販売を始めようとされている作家予備軍のみなさま、私の失敗談がご参考になれば・・・。

 

 

 

 

オシャレ屋号

それは私が素敵かぶれしていた頃のお話です。

素敵イメージにとらわれすぎていた私は、自分自身が素敵とはほど遠いこと、それ以前に真の素敵とは何かすら考えたこともないくせに、素敵作家のフリをしていました。

 

当時流行っていたのはフレンチシック。

ふれんちしっくってなんや・・・と思いつつも知ったかぶりをしていた私は、なんとなくプロヴァンスの香り漂うドナウ川(←それはドイツや)のほとりをイメージした、お洒落な屋号を必死で考えました。

 

Cabinet de couture (キャビネ ド クチュリエ)

裁縫の部屋という意味です。

 

当時フランス語の屋号やブログタイトルつけてた人、多くなかったですか?

その頃のなんちゃって素敵気取りの私は、簡単に読めないような名前がカッコいいと思ってたのです(=バカ)

この名前で数年活動しましたが、一向に覚えてもらえず、委託先オーナーも「なんて読むんだっけ?」なんて言う始末。

そして当の本人も「きゃびねどくちゅりえ」と声に出して言うのはとっても恥ずかしかったのでした。

誰にも呼ばれない屋号・・・。

 

 

 

 

 

はじめての個展

そうしているうちに私はシャツに凝りはじめ、委託店ではじめての個展『日々のシャツ展』を開かせて頂きました。

これが今現在まで毎年続いている個展です。

ショップオーナーはじめみなさんのご協力のおかげで、個展は盛況に終わり、委託店の常連客の方々にも覚えて頂けるようになりました。

 

 

個展のタイトルだけを。あかんやん・・・orz

 

それから私はお客様から「シャツ展の人」「シャツの人」と呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

はい、もうシャツの人でいいです。

 

 

 

・・・という経緯で個展のタイトルをそのまま屋号にしました。

 

それからは名前を間違われることも、聞き直されることもなくなりました。

やはり屋号は『読みやすい』『覚えやすい』という事がとっても大切なようです。

 

 

 

 

 

 

ハンドルネーム

みなさんハンドルネームをお持ちだと思いますが、このお仕事をしているとネット上の方と実際にお会いする機会もなかなか多いです。

 

そんなとき、

 

街中や子供の前でハンドルネームで呼ばれる事の

恥ずかしさと言ったらもう!!

 

 

いい年して厨二病みたいなハンドルネームつけてると、いざという時にこっぱずかしい思いをすることになりますのでご注意を(経験者談)

 

 

 

 

 

『浮島』は苗字ぽい名前なので声に出して読んでも恥ずかしくないと言う理由もあるんですよ。

 

 

 

 

 実際にお会いする機会がありますかどうかはまた別のお話。