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日中外相が電話会談 岸田大臣訪中など日程調整へ
3月14日 23時00分

日中外相が電話会談 岸田大臣訪中など日程調整へ
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岸田外務大臣は、14日夜、中国の王毅外相と電話で会談し、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の決議を厳格に履行するため、両国が緊密に連携していく方針を確認するとともに、みずからの中国訪問を含む両国の政治対話の実現に向けて、調整を進めていくことで一致しました。
岸田外務大臣は、中国の王毅外相と、14日午後7時ごろから45分間、電話で会談しました。この中で、両外相は、核実験やミサイルの発射などを行った北朝鮮への対応について、「戦略的互恵関係のもと、進めていく課題だ」として、国連安全保障理事会の決議を厳格に履行するため、両国が緊密に連携していく方針を確認しました。
そのうえで、岸田外務大臣は「日中関係を進めるには、両国が建設的な努力をすることが重要だ」と述べ、両外相は「ことしは、両国にとって大切な1年になるので、外交日程を協力して組み立てていきたい」として、岸田大臣の中国訪問を含む両国の政治対話の実現に向けて、調整を進めていくことで一致しました。
日中外相会談を巡っては、日本政府が、ことし1月の北朝鮮による核実験などを受けて対応を協議するため、中国側に電話での会談を行うよう、再三、働きかけてきましたが、中国側は、これまで応じていませんでした。

中国外相 日本側に”建設的努力”要望

一方、中国外務省も、14日夜、岸田外務大臣と中国の王毅外相が電話会談したことを発表しました。それによりますと、「王外相は、日本側の求めに応じて電話で話した」としたうえで、「どのように両国関係を改善するか意見を交わした。王外相は、関係改善のため、日本側がしっかりと建設的な努力をするよう望むと強調した」としています。
また、北朝鮮への対応について、「両国は、国連安保理の決議をしっかりと履行するとともに、履行する過程で、対話を通じて朝鮮半島の核問題を解決する道を探ることで同意した」としています。

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