日本企業がまた低迷している…
成長率は、報酬水準を見ていても、良くて 2%そこらか…
中国やインドの成長率は 10%、
アジア全体見ても成長率が 7%台なのにだ…
だけど、日本人は皆、まだ日本は先進国だなんて思い込んじゃっている…
なぜか…?
大きく2つある。
ともに世代間格差の話だ。
一つは「言語障害」
言葉が通じないのだ…。
今世の中の成長株の多くはITを駆使したレバレッジの高い取り組みをしている企業だ。
その成長スピードは図りしれない…。
だが、「言語障害」を抱えた高齢者は、このことを理解できない。
しかもこの高齢者たちが企業の上層部にいるからやっかいだ…。
- ITとは、コンピューター・インターネットまでの認識だし、
- レバレッジなんて理解されないし、
- 下手すりゃ努力せず楽することと解釈され否定される始末…
わかりやすく説明しろと言うが、きっといくら詳細に説明しても、余計わからないのだろう…高齢者は、勉強する努力をしないからね…
これが若者はすぐに理解できちゃう…
で、高齢者たちの「言語障害」に悪戦苦闘するが、理解できない高齢者は一生理解しないし、今の世の中じゃ通用しない過去の成功体験を語られ、嫌気がさしている…
「今通用しないから、ITを駆使しよう」って話なのに…話が逆行する…
そして、若者は高齢者に伝えることを諦め、「欲望障害」を起こし、
クビを切られない程度に仕事をし、そうした企業は衰退する…。
「欲望障害」とは、けして高みを目指さず、目先の生活だけで満足してしまうこと…
服も、車も、外食も、お金も…求めない若者は、お金には執着しない…。
なので、報酬で若者を動かそうとしても、動かないのだ…
多くの高齢者が過去の成功体験によって、日本は今だに優れていると錯覚し、
欲望のない若者は、必要最低限の生活を確保できるため、成長への危機感はない…
これが、日本人の多くが今だに先進国であると錯覚している理由…
<関連記事>
<推薦図書>
2013 年に日本および海外の6 つの国(アメリカ、イギリス、スウェーデン、フランス、ドイツ、韓国)で実施された若者の意識調査(内閣府「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」)に基づき、浮かびあがってきた、突出して低い日本の若者の希望度。なぜ日本の若者が未来に希望を持てないのか、経済状況、家庭環境、人間関係、教育状況、仕事状況等々のさまざまな角度からその原因に迫る。日本の未来を考える上での必読書。