お洒落で素敵なブロガーのお友達ちわ (id:chocolatecoffee)さんが、先日「SIMPLE RICHな生活」というブログのカテゴリ(トラコミュ)を作られたので、私もSIMPLE RICH について考えてみました。
▼ちわさんの素敵なブログ
▶︎SIMPLE RICHな生活とは?
本当に気に入ったものだけを手に入れて暮らす、シンプリストだけどミニマリストじゃないライフスタイル。(ちわさんの日本ブログ村サイト紹介文より引用)
お気に入りに囲まれたシンプルな暮らし…女性なら憧れる方も多いと思います。
以前は「ボーナスで買いたい予算別一生モノ!」「一流のオンナになるための銘品♡10選」といった雑誌の特集はチェックせずにはいられなかった私も先月で35歳。
年々環境や生活スタイル、趣向が変わるとお気に入りも移ろいゆくから「一生モノ」ってなかなか存在しないなぁと感じたりもします。そして、今の自分にとって「この先も手放す予定のないモノ」ってなんだろう?と振り返り思いついたのが、30歳の誕生日に夫からもらったCartierのネックレスでした。
30歳の誕生日祝いを節目に…
今思えばなぜか30歳の誕生日は、すごく節目な気がして「この先長く大切にできるものがほしい」と強く思っていたんです。
我が家はお互い共働きですので、はじめは自分で買おうと思ったのですが、夫が記念にと買ってくれました(毎年高価なプレゼントをもらっているわけではありません)
年齢を重ねるにつれて、首元のジュエリーは大振りのもの、輝きが強いものでないと存在感が出にくく下手をすると地味な印象になるためスキンジュエリーは一生モノにはならないという噂を耳にしたりもしましたが、重ねづけもできるので今の所、重宝しています。
そして20〜30代女性のネックレスというとティファニーのバイザヤードに代表されるダイヤモンドの方が定番ですが、私はあえてピンクサファイアのネックレスを選びました。ピンクの輝きに目を奪われたのには理由があります。
カワイイ自分をネックレスに閉じ込めて
もともと私の20代はラブリー度が強く、部屋にはブリちゃん(ブリトニースピアーズ)のポスターを貼り、パリスヒルトンに憧れ、キューティーブロンドの世界感に浸るのが大好きでした。今思えば、ピンクのダウンにミニスカートに白のブーツで会社に行くという世間的にかなり痛い感じでしたが、和顔で日本人体型でも好きなものを好きでいることに罪はないと思っていました(ちなみにキューティーブロンドは、派手なヒロインが一念奮起してハーバード大法学部に合格するという話で今でも大好き)
しかしライフスタイルとのギャップ、夫のファッションとのバランスや30歳というを節目を前に、大好きなラブリーなアイテムや世界観と決別するかどうか悩みまくりだった私は、ピンクサファイアのネックレスに自分の「カワイイ」を全て閉じ込め、心の中に閉まっておくことにしたのです。
「カワイイ私、グッバイ!」
こう決めて、それからはカワイイの役割はネックレスに任せて、リボンやフリル、ビジューの効いたパステルで甘いテイストの服から、辛口モノトーンを意識したファッションに加速していきました。
今では会社の20代のカワイイ後輩には「先輩、いつも黒を着てカッコイイですね〜」と言われると「カワイイ私にグッバイしたのよ」なんて言っています。
ピンクでキラキラなネックレスを見るたびに、心の中がキュンキュンする。今はそれだけでとても幸せです。
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