喫茶店でのんびりしよう。
コンビニでも淹れたてのコーヒーが楽しめる時代。
しかし、どうせならゆっくりとくつろげるところでコーヒーを飲みたいものだ。
街を見渡せばスタ―バックスやドトールのようなカフェや、コメダ珈琲や星乃珈琲のような喫茶店がたくさんある。
カフェと喫茶店…同じようにお茶を楽しむところなのだろうが、どことなく違っている。カフェというと、なんだか華やかで洒落たイメージ。一方喫茶店はカフェと比較して地味なイメージだ。
こんなふうに雰囲気やサービスで、カフェと喫茶店を区別している人が多いのではないだろうか。*1
いずれにしても椅子に座ってコーヒーを飲めるのだが、私はカフェよりも喫茶店のほうが好きだ。
喫茶店のほうがのんびりできる。
カフェと喫茶店では雰囲気やサービスが違う。
カフェは――もちろん例外はあるが――華やかで洒落た感じの店が多いイメージ。そしてそこで仕事をしていたり自己啓発に励むような人がいて、なんだか緊張感がある雰囲気。物事に集中したいときにはその緊張感が刺激になって良いのかもしれないが、のんびりと休みたいときにはどうも向いていないように思える。またセミセルフの店が多く、それが少し煩わしく感じる。
喫茶店はたいていの店は地味で、あまり華やかさがない。周りを見ると週刊誌やスポーツ紙を眺めてる人が結構いて、ゆるい空気が流れている。「来るもの拒まず」といった雰囲気。のんびり過ごすにはもってこい。またフルサービスなので席に着いて一息ついてから注文できるし、お冷も定期的に注ぎに来てくれるので楽だ。
そんなわけで、のんびりと過ごしたいとき私は喫茶店に行きダラダラと過ごしている。コメダ珈琲や珈琲屋らんぷのような喫茶店で、午前から昼過ぎまでゆるくブログを書いたりネットサーフィンするのだ。
周りを見渡すと奥様会がお喋りしていたりおっさんがゴシップ誌を熟読していたりと、意識の高さなど微塵も感じられない空間だが、それがいいのだ。
のんびりするなら、それくらいの空気がいい。
フルサービスで煩わしさもない。
喫茶店はのんびり過ごすには最高の場所なのだ。
おしまい。
と行きたいところだが、 下の脚注がメインコンテンツと化した。
*1:一応、カフェと喫茶店は食品衛生法上で違いが定義されている。
カフェは飲食店営業許可が必要で、許可を得ると食品を調理して客に飲食させることができる。一方の喫茶店は喫茶店営業許可を得ると営業できるが、お酒は扱えず、また食べ物は茶菓しか提供できない。
つまり喫茶店営業許可では食事を提供することができない。
そのためほとんどの喫茶店が飲食店営業許可を得て、食事を提供している。飲食店営業許可を得た店が「喫茶店」を名乗ることは特に問題ないのだ。
余談だが、自動販売機をを設置するには喫茶店営業許可が必要となる。
カフェと喫茶店には法律上で違いが定義されているが、店の在り方を示すだけなら一般に使われている区別の仕方で問題ないし、その方が分かりやすい。