新入生に向けて、京大で3年間過ごした身としてアドバイスをしたいと思います。
僕自身いろんな経験をしてきたので、それらの良かったことや後悔したことを踏まえて、これから大学生活を始める皆さんが充実した大学生活を送れることを願って書きます。
1. 授業は出なくてもよい。
新入生には正直、いきなり衝撃的すぎると思います笑
高校とは違って、授業に行かなければならないということはありません。 なので、行きたくなければ行かなければ良いのです。
これを聞くと、「そんな不真面目なことはできない」と言う人もいれば、「ラッキー」と思って、全く授業に行かなくなる人もいると思います。それは人それぞれでよくて、何のために時間を使うのかを明確に意識することが大切です。
部活や課外活動が大切だと考えている人なら、授業へ行かずそちらに注力するのが良いです。将来研究者になりたくて、本気で授業を聞いて勉強したいのなら授業にいくのも良いし、もしかしたら授業に行かずに図書館で勉強するのが良いかもしれません。
つまり、この後に紹介する6とも関連するのですが、「今何のために時間を使っているのか」を意識してください。留学に行きたくてアルバイトをするために授業を休む人と、何となく授業に行ってスマホを触っている人だと、一見、授業に行っている方が真面目そうに見えますが、バイトをしている方が有意義に時間を使っていると断言できます。
このように、どういう行動をとるかではなく、何のためにその行動しているかを考えることで、大学生活は実りのあるものになります。
2. 最初サークルは複数掛け持ちしよう。
大学生活を彩るのはやっぱりサークルです。僕も偉そうに書いていますが、最初はテニスサークルや軽音サークルに入って遊んでばかりいました。サークルでできた友達は今もずっと仲が良くて、サークルに入って本当に良かったと思います。
ただ、最初から一つに絞ると、もしノリが合わなかったりした場合、途中から別のサークルに入るのは難しいので、どこのサークルにも属することなく大学生活を終えてしまいます。
なので、最初に複数入ってどれにも顔を出しておいて、楽しそうなところに絞っていくというのが良いと思います。
それでもバイトやゼミなどで友達はできますが、やっぱり大学生っぽい遊びを一番できるのがサークルなので、ぜひ入ってみてください。
3. 視野を広げよう。
本を読む。海外旅行に行く。留学する。面白そうなイベントに行ってみる。など、できるだけ自分の知らない世界を覗いてみることをオススメします。
そうすることで、今まで思いもよらなかったことに興味を持ったり、熱中できるものに出会えます。時間もお金もある程度自由な大学生のうちにしかできない経験をたくさん積んでみてください。
旅行や留学など大掛かりなものでなくても、気になる本を読んだり映画をみたり、近所の人気店や美術館に行ってみるとかでも十分なので、コツコツと視野を広げましょう。
4. 飲食・教育系のバイト以外もやってみよう。
タウンワークなどを見ていると飲食店や塾講師のアルバイトがたくさんありますが、世の中にはもっといろんな仕事があります。プログラマや翻訳のバイトなど、勉強になりながらお金を稼げるような求人も、調べればでてきます。
僕は未経験からプログラマの仕事を始めましたが、意外と未経験でも雇ってもらえます。いろいろ探して見てください。クラウドワークスやランサーズで記事執筆の仕事をすれば在宅でも働けたりもします。
こういったバイトだと、将来役に立つスキルをたくさん学べるので、めちゃくちゃオススメします。
5. 将来について考えてみよう。
大学生活は楽しいので、どうしても「今が楽しいから将来はまた後で考える」って考えになる人がたくさんいます。もちろん今を楽しむことは大切なのですが、ちょっとだけ将来について考えてみてください。
どんな企業・仕事があるのか、自分はどういう仕事をしたいのか。
まだ漠然としかわからないと思いますが、今回紹介したことを実践していけば、きっと見つかるはずです。頭の片隅に将来のことを置いておくだけでも、4年間を終えた時にはすごく差がつきます。
6. 大学名はどうでもよい。
僕が大学に入って一番感じたのはこれです。京大生の中には、「もう京大生になったし人生安泰だ」って本気で思ってる人がたくさんいました。 でも、社会からみれば受験勉強ができるだけで、はっきり言って何の価値もありません。
就活直前に焦って思い通り内定を取れない京大生もいれば、大学に入ってから努力して起業したり、海外で活躍したりする大学生もいます。
「〜大学に入ったから・・・」というのは関係ありません。学歴がなくても努力している人は結果を出しているし、高学歴でもニートになる時代です。
大学に入った時点ではまだまだスタートラインで、これからが本当のレースです。高学歴の人は学歴に甘んじることなく、そうでない人は学歴で可能性を狭めるように考えないようにしましょう。
まとめ
以上、大学新入生に知ってほしいことでした。僕が入学した時に知っておきたかったなと思うことを書いたので、参考にして大学生活を送ってもらえればと思います。
僕自身、もう一回これを知って大学生活をやり直したいくらいです笑