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あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

バキバキにする前に親子で決めておきたいゲームのルール

☆雑感☆ ☆雑感☆-真面目な話
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ゲーム機をバキバキにする前にやっておきたいこと

こんなことで盛り上がってる事についてはあんまり興味がなかったんですけど。

zasshi.news.yahoo.co.jp

会社でたまたまゲームの話をしてたらとあるパートさんが「ちょうど最近子供のゲーム機をぶっ壊した」とカミングアウト。

悲しそうな顔をする子供に「ちょっと可哀想なことをしてしまった」という気持ちと「ゲームばかりしている子供にこれまで散々注意をしてきたのに聞かなかった罰だ」という二つの感情があるんですよと聞かされて。

「じゃあサキ家の場合はこうでした」という話をしたらなるほどなぁとの事だったので記事にしておきたいと思います。何か参考になりましたら。ちなみにここでいうゲームとは3DSなどのゲーム機とPlayStationなどのテレビゲームも含んでいます。

 

我が家のゲームについてのルール

ゲーム機は親の所有物、子供には貸与にする

お年玉で買うから、誕生日プレゼントで買い与えたから、とゲーム機を子供の所有物にすると子供独自の勝手な解釈で使いがち。友達の家に持って行ったら取られてしまい返してもらえないとか、公園で落として壊したとか布団の中でこっそり遊ぶとか。

こういう事を防ぐためにゲーム機は親の所有物にします。親の所有物を子供に貸与するという形を取ります。そうすることで「親のものだから勝手に持ち出さない、持ち出すときは『いつ、どこに持ち出すか』を必ず親に伝えておくことを約束させます。自分のものだと大事にする、という考え方もありますが親の所有物であるからこそ粗雑に扱わないとも言えます。

さらにゲーム機について心配なことがあるなら「使用後は必ず返却」とまで取り決めておくと管理がしやすいです。我が家の場合、ゲームソフトは子供たち各自の購入で構わないことにしていました。

平日は30分、土日は1時間まで。ただし繰越OK。

携帯ゲーム機はまさに「いつでもどこでも」遊べるものですが、逆に言えば「いつでもどこでも」子供の時間を無駄に奪います。勉強する時間も読書する時間も運動する時間も家族で話をする時間も。本当であれば子供にゲーム機は与えるべきでは無いと思っていますが、友達との付き合いもありますし、なんといっても僕が『ゲームって楽しい』ことを理解しているので「絶対にするな」とはいえないのです。

じゃあどうするか、ということで「制限時間」を作ってあります。平日は30分、土日は60分です。それ以上やることを認めていません。ただ、攻略上の都合で「平日に1時間どうしても連続で戦わないといけない」というのであれば一日目を0分、二日目を60分にすることはOKです。それは僕もボスキャラ倒しでかなりの時間がかかったりすることがあった経験からの配慮ということで。

このルールについては面白いことがありました。最初30分を与えられた子供は何度も遊びたいので一度に5分~10分を3回などに分けてゲームを始めました。しかしゲームのオープニング画面などの時間を考えると「何回かに分けてゲームを遊ぶよりも連続して30分、60分遊ぶほうがゲーム内の効率がいい」と理解したようで、だんだんとまとめて時間を使うようになりました。

こうしてゲームを通してでも「時間の大切さ、時間の有効な使い方」を学ぶことは出来ると思います。ちなみにこの時間を計りながらのゲームについてはキッチンタイマーが便利でした。100円均一でも売ってますし、確実に音で知らせてくれます。

 

ルール違反は厳罰。二度とゲームができなくなると約束させる

時間を区切るとよく起きるのが「あと1分できたらクリアできたのに」とか「あと3分あったらセーブポイント」とかいう言い訳。でもこれらをいちいち認めていると時間を決めた意味がなくなります。遊ぶゲームにもよりますが翌日のゲーム時間をその分減らすことで許可することも可能ですが、「じゃあそのひとつ前のセーブポイントでやめる選択肢もあったはず」と言い切ることも大事です。

親の所有物だから勝手に持ち出すな、ゲームの制限時間。この二つは絶対に守るよう約束させます。出来ないというならゲームの許可は与えない。また、このルールを勝手にもし破ることがあるとすれば「二度とゲームが出来なくなる」とわからせることです。

「やっていいこと」「やってはいけないこと」「やらなくてはいけないこと」の3つは子供に何度でも繰り返し説明して理解させます。たとえばこのゲームというものについては

「やっていいこと」は制限された時間、使い方の中でゲームを楽しむこと。
「やってはいけないこと」は時間を破ること、勝手に許可無く持ち出すこと。
「やらなくてはいけないこと」はゲーム機に関する持ち出しの許可、時間の厳守、ルールを守ること。

ゲームでは完全にルールを守った我が家の子供たち。その前に「夜9時までに必ずおもちゃはおもちゃ箱に片付ける」というルールがありました。9時を過ぎてもほったらかしになっているおもちゃはつべこべ言わず処分する、と約束してありました。たった一度だけ9時を過ぎて遊んでいたため、ゴミ袋におもちゃをすべて放り込みこっそり車の中へ隠しました。

この時は初回だし十分に懲りたようだったので「ゴミ屋さんにお父さんが説明して返してもらうようにお願いしてくる」とかなんとか言って返却しましたが(笑)このくらいの演技力は磨いておくほうが良さそうです。

そして一番大事なのは親の毅然とした態度

「うちの子供は言うことを聞かない」とか「ゲームばっかりしている」とか「勉強をしない」とか言う親がいますが、全部親が悪い。親が毅然とした態度で子供に接しないから子供が「制限が無いことを自由」だと勘違いするんです。

ルールを守り勉強をした上で始めて存在するのが自由であって、好き勝手やりたいようにやるのが自由ではないし親がそれらを認めるべきじゃないんです。

子供のことを本当に大事に思うのなら泣くまで叱りつけることも大事、痛いと言われるくらい抱きしめるのも大事。口先だけで「勉強しろ」「ゲームばかりするな」「親の言うことくらい聞け」といって言うことを聞かないと愚痴るのは親が悪いんです。

親と子供とできちんとルールを決める。決めたルールを守らせる。守れないなら享受できなくなる自由がある。これをゲームをさせる前にかならず行っておくことが大事です。

厳しい親?上等です。

コレを読んで「子供が可哀想」と言う人もいるかもしれませんが、僕はまったくそう思いません。子供には誰よりも幸せになって欲しいしどこの子供たちよりも大事です。大事だからこそ今は辛いこともあるかもしれませんが、大人になったときに起きるであろうもっと辛い事を乗り越えるための経験にして欲しいと思うから。

純粋培養で大人になった人ほど打たれ弱い。傷つけられるとすぐ人を傷つける。そんな大人になってほしくないから様々な経験をすることで「どんなことにも対応できる、ストレスもきちんと受け止められる」ように育って欲しい。それだけです。

甘い顔をして「ゲームは無制限」「勉強はそこそこで」「親の言うことなんて聞かない」という子供をつくり上げるのが親の愛情なのかと問われると違うことがわかるでしょう。

この春から学校に通うなど生活がぐっと変わるときにあわせてこういうルールなどをきちんときめて守る、守らせることが大事なんじゃないかなと思います。

 まぁそれでも怒りに任せてバキバキにやってしまったらここから購入できます(笑)