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野々村元県議の保釈認める決定2月26日 20時57分
政務活動費をだまし取った罪などに問われ、裁判に強制的に出廷させるため身柄を拘束された兵庫県議会の元議員、野々村竜太郎被告について神戸地方裁判所は26日、保釈を認める決定をしました。
兵庫県議会の議員だった野々村竜太郎被告(49)は、おととし7月までの3年間に、兵庫県の城崎温泉や東京などに344回にわたって日帰り出張をしたとするうその報告などで政務活動費910万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪で在宅起訴されました。野々村元議員は先月の初公判で、起訴された内容を否認する一方、政務活動費の使いみちなどについては「覚えておりません」などと繰り返し具体的な説明をしていません。
裁判所は当初、去年11月に予定されていた初公判を欠席したことから「裁判に出廷しないおそれがある」として、先月から2か月間、拘置所に勾留する異例の措置を取っていました。
野々村元議員は、神戸市の神戸拘置所に勾留されていますが、弁護士から保釈の請求が出され、神戸地方裁判所は26日付けで保釈を認める決定をしました。野々村元議員は、すでに保釈金800万円を納めたということで、検察からの異議がなければ保釈されることになります。
裁判所は当初、去年11月に予定されていた初公判を欠席したことから「裁判に出廷しないおそれがある」として、先月から2か月間、拘置所に勾留する異例の措置を取っていました。
野々村元議員は、神戸市の神戸拘置所に勾留されていますが、弁護士から保釈の請求が出され、神戸地方裁判所は26日付けで保釈を認める決定をしました。野々村元議員は、すでに保釈金800万円を納めたということで、検察からの異議がなければ保釈されることになります。