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2016/02/21 23:52 - 2016/02/21

ガールズ&パンツァー劇場版、「4DX」鑑賞後、吐き出しメモ【※4DXネタばれ全開注意!】



 
様々な可能性を検討しましたが、ここは4DXに突撃するしかないかと!
 
ということでガルパン劇場版、封切14週目にして4DXバージョンの一斉展開が
2/20から開始されました。最終的には 全国に33箇所 ある4DXスクリーン全てで
上映がされるということで、快挙であります!大戦果であります!

 

 
しかし、このチケットを取るのは本当に苦労しました。私は東京ということで
「ユナイテッドシネマとしまえん」「ユナイテッドシネマ豊洲」の2箇所を
ターゲットにしていたのですが、2/17深夜 am0:00 から始まった予約合戦で
鯖落ちが数時間も続く 壮絶な撃ち合い(?)が展開されました。
第一希望、としまえんの初回15:05~回を諦めて、21:15~回に狙いを定め、
なんとか予約をねじ込んだのが am1:13 でした。

2/20 21時ちょっと前、としまえんにはガルパンおじさんの群れが
続々膨れ上がって異様な雰囲気を醸し出していたという・・・。
 

 
ユナイテッドシネマでは 「ダージリン様のポップコーンセット」
というのを売っていたのでもちろん1つ買ってみることに。フィルム風しおりが
AとBの2種類あるのですが、これ、ランダムではなく選択式なのですね。
両方買う人ならともかく、1つだけ買ってダー様のほうを選ばない猛者はいるのか・・。
 

いつも思うのですが、映画館のポップコーン 「Mサイズ」 って巨大すぎませんかね。
こんなの2時間の映画鑑賞中に完食できる人いるんですかね・・・。
「袋がありますのでお持ち帰りもできます」と仰って頂いたので、上側のところを
ちょこっと食べて、そのまま事前に駐車場のクルマの中に置いてきましたw
 

 
というのも、今回はなんといっても「4DX」です。席が動く! 水しぶきが掛かる!
とにかく余計なものは持ち込み禁止! というところでなぜポップコーンセットを
売り出したのかw
 
4DXにはこんな風に 専用ロッカー があって、手荷物はだいたいこの中に入れるようにと
指示があります。100円玉を入れる返還式のロッカーですが、奥行きはともかく入り口は
結構小さいので大きめのカバンとかそもそも入らないかもしれません。注意が必要です。
 
あと1つだけ先に言っておきますが、ティーセットを持ち込んで係員に
「最初のガイダンスが終わった段階で引き取らせて頂きます」といって
取り上げられていた人、ダメですよ本当に・・。
 
 
 
では、私も「4DX」自体が初めてということでいろいろドキドキしながら挑んだ
ガルパン劇場版4DX初日、ここで 「4DXネタばれ感想」を吐きだします。
 
くれぐれも、ガルパン劇場版4DXをまだ体験されていない方は、
ここから先はご覧にならないようご注意ください。
 
ガルパン劇場版は観たけど4DXはまだの方は以下の劇場版ネタばれ吐き出しメモ
全6万文字(読破推定2時間!)をじっくり読んでそこで待っていなさいローズヒップw
 
■2015/12/07 [ガールズ&パンツァー劇場版、3回鑑賞後、感想吐き出しメモ【※ネタばれ全開注意!】]
 
 
 
---------- 8< ---------- キリトリセン---------- 8< ----------
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

 
4DXネタばれだって言ってるのに! 4DX未見で向かってくるヤツらは
削って削って削り取ってピロシキの中のお惣菜にしてあげるわ!
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 

 
アヒルチーム、4DXネタばれの心の準備、完了です!!
例によって大して推敲なんてしませんぞ。
 
 
 
 

 
・4DXは席が動くとか、雨が振るとか、知識では知っていましたが、
公式の注意書きにはこんな風にいろいろあるというマークが載っています。
 
Motion (動き)、Water (水)、Air (空気)、Scents (匂い)、Bubbles (シャボン)、
Fog (霧/煙)、Rain (雨)、Snow (雪)、Wind (風)、Lightning (閃光)
 
・「Air (空気)」は「Wind (風)」と違うの? とか体験前はいろいろ気になるところが
多いのですが、Windはスクリーン側からひゅーっと吹いてくる 天気としての風
それに対してAirは座席から出てくる「ピュッ!」という 風切り効果
 
Airは主に映画の中の銃で打たれたときに、顔の横を弾丸がかすめる効果として
使われるようですが、ガルパンではこれが戦車の弾道がかすめるときのほかに、
機銃を打つとき に「ぱぱぱぱぱぱぱ!」と一緒に出てくる効果として使われます。
Snowはたぶん今回はなかった・・かな?(夏ですしね)。

・こちらのツイートがガルパン4DXで起きることを全て言い表していて大変秀逸でした。
上記では色々な効果のマークがある感じでしたが、全体的にはその中の「Motion」の
1つで片付けられている効果が実に多彩で、それを一所懸命駆使して臨場感を作っています。
 
座席が左右に傾く、前後に傾く、横にグラグラゆれる、あたりまでは良いとして、
座席の背中側にも何か入っていて、砲撃を受けたショックなどが座席側から
叩かれることで表現されます。ひと言でいうと 「あ、これマッサージチェアだ!」
 

 
・戦車が動くごとに座席がガタガタ揺れながらぐりんぐりんと傾くのは
もちろんとして、戦車ならではのアクションとして十二分に気持ちよいのが
まずは 砲撃の反動。砲撃をした直後にガクン!と後ろに倒れるモーションが
本当に自分が撃っているみたいでキモチいいです。
 
実際の砲撃はこの西住殿が示しているように戦車の砲撃の反動は下半身側から
引っ張られるので先につんのめってからあとで反り返る感じになるのですが、
それを観ながらでも違和感のない反動だったので、ただ後ろに倒れるだけではなく
一瞬前にも倒れているのかもしれません。
 

 
・次に戦車の挙動として特徴的なのは 「稜線を超える」 動作。戦車は全長が長いため
坂を上ってから下るときは一瞬前側がずっと浮いたままで途中からバタン!と倒れる
ようになります。チャーチルがバンカーから出てくるこのシーンは象徴的ですね。
ほかにも西住殿が礒前神社の階段を降りるシーンなどは「ひおおおううう!」みたいな
感触になります。エキジビションの最後でカモさんB1bisが空を向くシーンとかも。
 

 
・戦車が走る挙動に合わせて動くモーションの中では、やはりローズヒップが
突出して面白いw 左右にギュンギュンと振りながら進んでいく効果は
「ローズヒップ・スペシャル」 とでも呼ぶモーション設定になっていて、
ほかの戦車では同じような動きをするものはほとんどありません。
ガルパン4DXのエキジビションの大賞は間違いなくキミだローズヒップ。

・一方、座席側からくる「ボコボコ」効果で何といっても印象的だったのが、
アリサのシャーマン が選抜戦序盤で文字通りボコにされるシーン。
もう楽しい。戦車で撃たれるの楽しい。ずっと撃たれていたい。私はボコ。
4DXで戦車は動きもさることながら、砲撃を受けるアクションがすごく楽しいですね。
テレビシリーズ最終決戦のレオポン仁王立ちのシーンをぜひ4DXで体感したい。
 
・そして今回の4DXで歴戦の猛者たち(たぶんガルパン劇場版初見の人は皆無)が
笑い声を上げたシーンの2箇所のうちの1つが、やはりこのモーションを使ったもの。
ボコミュージアムでボコがボコられるボコシーン。ボッコボコにされてやるぜ!
本当に背中から蹴られて いるあの感触ww これは猛者共も草不可避ですわ。
 

 
・ちなみにもう1つ笑い声が上がったのがこのシーン。お風呂でシャボン玉が
出てきて、あまりのベタさに会場も笑いをこらえきれない人が続出していました。
ガルパンのお風呂シーンはきわどい描写になっているものの表情はエロさを全く
出さないのがウリだったのに、シャボン玉演出で一気にピンクになったぞどうしてくれるw
 
みたいな、まぁそう、演出は演出として面白さを楽しむという一面もあり、
またそれは「作品」としての面白さを楽しむ上ではかち合ったりすることもあって、
ちょっとそのお話はあとでしましょうかね。
 

 
・ちなみに私が序盤で一番驚いたのは、この地味なシーン。
ミカ隊長が初めて出てきてポロローン♪するシーンですが、ここで「Wind」、つまり
風がひゅぅうううう、と吹いてきます。まず座席の動きと水しぶきくらいしか
4DXのイメージがなくて身構えていなかった私はここで「あ、これは新鮮だわ」と
思わされました。風はこのあとも随所で「野外の開けた場所」で吹いてきます。
 

 
・ほかのシーンも色々触れたいのですが散発的に。。「煙」も随所で使われましたが
個人的にはタイミングが難しい装置だな、という印象がありました。
 
画面内の絵ではだいたい一気にもくもくに包まれるのですが、現物の煙はなかなか
会場全体を覆ってはくれません。なのでドカーンと土煙が上がるシーンで、
場内の煙はじわーっと出てきて、ちょっと遅れて充満してきたりします。
かといってその瞬間より前にあらかじめ煙を出し始めるわけにもいかないので難しい。
 
・煙が一番出るシーンはカールの最初の直撃弾か、こ"っ"ち"み"て"る"ぞ"ー"で撃たれて
橋が落ちるところかなと思っていたのですが、実際に一番煙がすごかった印象があったのは
T-28重戦車の登場シーン だった気がします。ローズヒップ、戻りなさい!!(見えない)
 
・「閃光」は本当に終盤になっていきなり登場して、これも面白い演出だなと思う気持ちもあり
ちょっと戸惑いもあり。具体的には 火花が散るシーン を閃光で表現しているので、
ものすごく火花が散ったのはチャーフィーがジェットコースターにハマって滑り落ちてくる
シーンと、あとは最後のレオポン電動ブーストのシーン。あのスリップ作戦は言われてみると
下にこすってすっごい火花が出ているのですが、いままでずっとあのシーンの火花に
気づかなかったので、むしろ4DXの演出で初めて火花に気づいた、というのが正直なところ。
 

 
・4DXのアクション演出の作り方、というのは私は存じ上げないのですが、
やはり4DX演出のプロと、原作制作側のプロ(監督、演出等)が共同作業をしている
と思えばよいのですよね? おっと思ったのは、揺れてるけど揺らさない部分。
一番分かりやすいのが熊本の実家で 幼少期の回想 に入るシーン。
 
直前の二号戦車で送ってもらうシーンは揺れているのに、回想に入った瞬間に
同じ戦車で走っていても揺れがぴたっと止まります。ロリ住殿が戦車から飛び降りる
シーンなどもアクションは一切なし。以前、音響の演出で「まほが連れていた犬の
ハッハッという声は入れない。そっちに注意を向けたくないから」というお話が
ありましたが、この回想シーンに4DXアクションが一切入らないのもその延長ですね。
 
・廃校話になるところからも、4DXはかなり「だんまり」な状態になります。
ちょっと面白かったのは、バレー部が最後にバレーをやろうか!といってから、
風紀委員にボールをブチ当てる シーンでは演出があります。うおっ!となりますw
 
 
 
・そんなワケで、4DXの演出を思い出しながら色々と書いてきたのですが、
そんな日記のような議事録のようなことはさておくのです。ここから核心の部分へ。
 

 
・プラウダの撤退シーン。いくつか「水」(雨)の演出があるシーンの中で、
ここが最大の雨シーンとなっています。おおやはり来たか、という感じでしたが、
事前の情報で「メガネ拭き必須」と言われていたわりには、そこまででも
なかったかな、という印象がありました。たしかに雨はしっかり降っていましたね。
ズボンが若干ですが湿るくらいの量はあったと思います。
 
このシーン、私がここまでネタばれ感想で何度も何度も「ここが一番のお気に入り」
としているシーンなのですが、いままで13回鑑賞して、13回ともここで泣いた私が、
 
 今回14回目にして、初めて泣きませんでした。
 
13回泣いたんかい!という話はともかく、これが今回の4DX評の肝です。
 
私はなぜ今回、あれほどまでに毎回感情を揺さぶられて涙を流したこのシーンで、
今回は泣かなかったのでしょうか。
 

 
・最初に 「ポップコーン」 のお話をしました。映画を観るとき、
私は食べるつもりで買ったポップコーンを、一度も手をつけることなく出てきたと。
それ以来、私は一度も、映画鑑賞でポップコーンを頼むことはなくなったと。
 
私は映画に真剣に入り込むことで、映画を自分と同化させて、その世界をできるだけ
全身で受け止めようとしています。皆そうしなきゃいけない、という意味ではなく、
それが映画を楽しむときの「私の」スタイルです。そのために一番の障害になるのは、
実は 「劇場」そのもの だったりします。
 
・劇場には椅子があり、前の座席、隣の座席には同じような観客がいる、その姿を
意識することが、私にとって自分を映画の中の世界から 現実に引き戻す材料 として
機能してしまうのです。そのため、できるだけ私はスクリーン以外のものを見ません。
それができる劇場、ほかのものが気にならない劇場というのが、自分にとって
より良い劇場だと思っています。立川シネマシティは本当にここが優れています。
 
一方で4DXはその部分、すなわち、
 
 「自分が映画の中の住人ではなくて、
  現実世界のスクリーンの前にいるただの観客なのだ」
 
と意識させられるキッカケがたくさんありました。言うまでもなくそれが、
4DXの誇るアクション演出の数々だったのです。
 
・前述した中では、座席の動きと背面からくるボコ挙動(マッサージチェア的な動き)は
とても優秀だったと思います。これらがあったからといって私は現実を意識することは
ほとんどありませんでした。あとは風ですね。これはとても心地よかったです。
 
しかし、雨は違いました。雨が降ってきた瞬間に私は 天井を見上げ、ズボンを見下ろし、
視線をスクリーンから離しました。煙が立ち込める瞬間、その煙に見舞われる前方の観客に
意識が移りました。火花のシーンで右上から強烈な閃光が光った瞬間、真っ暗闇だった
観客席が照らされて ほかの観客が丸見えに なりました。
その瞬間、あ、自分もこの中の1人にすぎないんだ、という気持ちが一瞬芽生えました。
 
・個々のシーンを見ると、現実に引き戻されるのはほんの一瞬でした。しかしその一瞬は、
私を作品全体の没入から引き剥がす一瞬でもありました。難しいものですね。
演出1つ1つは決して間違っていないと、いまでもそう思っているのですが、
結果として私は、初めて、カチューシャのあのシーンで、泣かなかった。
 
いまは正直、その「結果」のことしか私は分かりません。
 
 
・これを以って4DXという新しくて面白い試みを貶めるということもあまり願っておらず、
これはこれでガルパン劇場版を何度も鑑賞しているような方ならぜひ一度は体験して
みることをお勧めはします。加えていえば、椅子の「Motion」がもたらす面白さに
ついてはとてもポジティブな印象を持っています。ただ、私を現実に引き戻したのは
何だったんだろう。それだけが気になっていて、ここで体感したガルパン劇場版は、
過去に13回繰り返して観たガルパン劇場版とは 違った何か なのだと、そういう印象が
とても強く残ったのでした。
 
 
・繰り返しますが、ガルパン劇場版を好きなものとして、4DX版は今しか体験できない
貴重なものですので、ぜひ映画館に足を運んでみてください、とはお伝えしておきます。
これも繰り返しですが、砲撃の反動は気持ちいいですよ。撃たれまくるシーンも然り。
継続高校の大立ち回りも、センチュリオンとの最終決戦も、座席と一緒に体を無意識に
動かしたくなるくらい気持ちいいことだけは間違いありません。

 
・今回で14回のガルパン劇場版となりました。4DXという新しい表現の形も体験できました。
もし来週行くとしたら15回目になります。15回目はどの劇場で観たいですか?と聞かれたら・・
ちょっと迷いますが、「たぶん、また、あの立川の地に向かうんじゃないかな」
 
■2015/12/07 [ガールズ&パンツァー劇場版、3回鑑賞後、感想吐き出しメモ【※ネタばれ全開注意!】]
 
(※スクリーンショットは全て予告編映像等より)





投稿者 CK : 記事URL | 雑談 | | 2016/02/21 23:52


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