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韓国で予定の震災復興イベント 突然中止に2月20日 17時35分
福島県や宮城県などの特産品などを紹介して東日本大震災からの復興をPRしようと、韓国で20日から開かれる予定だったイベントが突然中止となり、地元自治体が、東京電力福島第一原発事故の影響が懸念されると主張する市民団体に配慮したものとみられます。
イベントは東日本大震災の発生からまもなく5年となるのを前に、日本の外務省がソウルの大型商業施設で20日と21日に開く予定にしていたもので、福島県と宮城県、それに青森県などの菓子や日本酒といった特産品や観光地を紹介するなどして復興をPRすることになっていました。
しかし、ソウルの日本大使館などによりますと、19日、ソウル市のソンドン(城東)区が突然、会場の使用を許可しないと通知してきて、イベントの中止が決まったということです。
ソンドン区は、会場の使用を不許可にした理由について明らかにしていませんが、19日、韓国の市民団体などが東京電力福島第一原発事故の影響が懸念されるとして、イベントの中止を求める抗議活動を行うと発表していたため、これに配慮したものとみられます。
今回の決定について日本の外務省は、「全く突然の通知だった。震災からの復興に向かう姿を伝えたかったのに大変残念だ」としています。
韓国政府は、依然として日本の水産物に対する不安が消えないとして、今も宮城県や福島県など8つの県の水産物の輸入を禁止する措置を続けています。
しかし、ソウルの日本大使館などによりますと、19日、ソウル市のソンドン(城東)区が突然、会場の使用を許可しないと通知してきて、イベントの中止が決まったということです。
ソンドン区は、会場の使用を不許可にした理由について明らかにしていませんが、19日、韓国の市民団体などが東京電力福島第一原発事故の影響が懸念されるとして、イベントの中止を求める抗議活動を行うと発表していたため、これに配慮したものとみられます。
今回の決定について日本の外務省は、「全く突然の通知だった。震災からの復興に向かう姿を伝えたかったのに大変残念だ」としています。
韓国政府は、依然として日本の水産物に対する不安が消えないとして、今も宮城県や福島県など8つの県の水産物の輸入を禁止する措置を続けています。