清原容疑者 仲介人逮捕で密売人から直接購入か

2月12日 17時33分

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元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚醒剤の所持の疑いで逮捕された事件で、覚醒剤を仲介していた男が別の事件で逮捕されるなどしたことから、その後、群馬県に出かけて直接、密売人から購入するようになったとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、引き続き入手ルートを調べています。

この事件は、元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者（４８）が、東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を所持していたとして逮捕されたものです。
警視庁によりますと、これまでの調べに対し清原容疑者は覚醒剤の所持の容疑を認めたうえで、使用についても認めているということです。
東京地裁は、１４日から２３日まで１０日間の勾留延長を決めました。
これまでの捜査で、清原容疑者は、仲介役の知人の男を通じて覚醒剤を購入していたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。この知人が去年２月に別の覚醒剤取締法違反事件で逮捕されるなどしたことから、その後、密売人がいる群馬県などを訪れ、ホテルなどで直接、購入するようになったとみられるということです。
これまでの調べで、清原容疑者は去年の夏以降、月に数回程度のペースで、車で群馬県などを訪れる行動を繰り返していました。
警視庁によりますと、調べに対し覚醒剤を受け取った状況については供述を始めたということですが、入手ルートについては話をしていないということです。警視庁は、携帯電話の解析など、引き続き覚醒剤の入手ルートの解明を進めています。