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バス事故 直前に時速96キロ 運転操作誤り加速か2月12日 17時14分
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15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、バスの速度が事故の直前に制限速度のおよそ2倍の時速96キロに達していたことが、警察への取材で分かりました。警察は、バスの運転手がギヤを低速にするなどの運転操作を誤ったために下り坂で加速し、ブレーキも間に合わずに減速できないまま事故を起こしたとみて調べています。
先月15日、長野県軽井沢町の碓氷バイパスで、大学生らを乗せたスキーツアーのバスがセンターラインを越えて道路下に転落し、乗客乗員合わせて15人が死亡しました。
この事故で、警察はバスの運行記録計や記録紙などを押収し、県警の専門機関で分析を進めていました。その結果、警察はこれまで、バスの速度は現場の900メートル手前から始まる直線の下り坂で、時速100キロ前後に達していたとみていましたが、運行記録計などをさらに分析したところ、バスは転落の直前に時速96キロに達していたことが分かったということです。
現場の道路の制限速度は時速50キロで、およそ2倍の速度が出ていたことになります。
警察は、運転手がギヤを低速にするなどの運転操作を誤ったために下り坂で加速し、ブレーキも間に合わずに減速できないまま事故を起こしたとみて、運転の状況をさらに詳しく調べています。
この事故で、警察はバスの運行記録計や記録紙などを押収し、県警の専門機関で分析を進めていました。その結果、警察はこれまで、バスの速度は現場の900メートル手前から始まる直線の下り坂で、時速100キロ前後に達していたとみていましたが、運行記録計などをさらに分析したところ、バスは転落の直前に時速96キロに達していたことが分かったということです。
現場の道路の制限速度は時速50キロで、およそ2倍の速度が出ていたことになります。
警察は、運転手がギヤを低速にするなどの運転操作を誤ったために下り坂で加速し、ブレーキも間に合わずに減速できないまま事故を起こしたとみて、運転の状況をさらに詳しく調べています。