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投資信託運用損失 先月は過去3番目の規模2月12日 18時04分
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原油の先物価格の下落や外国為替市場での円高ドル安を背景に株安が続くなか、国内で販売されている投資信託の先月の運用による損失は4兆3000億円余りに上り、比較が可能な平成22年の2月以降、3番目の規模となりました。
投資信託は、投資家から集めた資金を株式や債券などに投資して運用する金融商品で、主に個人の投資家向けに販売されています。
投資信託協会の発表によりますと、先月末時点の国内で販売されている投資信託の残高は、4兆2298億円減少し、93兆5264億円でした。
投資信託への投資額自体は5832億円増えたものの、運用に伴う損失が4兆3350億円に上り、全体の残高を大きく減らす形となりました。
先月の運用に伴う損失は、同じ基準で比較が可能な平成22年2月以降、過去3番目の規模となります。
運用損失が膨らんだのは、原油の先物価格が急落したことや、外国為替市場で円高ドル安が進んだことを背景に、東京株式市場で株価が大幅に下落したことなどによるものです。
投資信託協会の大久保良夫副会長は「株式市場の不安定な状況が続いているので、今後も不安定な運用が続くだろう」と話しています。
投資信託協会の発表によりますと、先月末時点の国内で販売されている投資信託の残高は、4兆2298億円減少し、93兆5264億円でした。
投資信託への投資額自体は5832億円増えたものの、運用に伴う損失が4兆3350億円に上り、全体の残高を大きく減らす形となりました。
先月の運用に伴う損失は、同じ基準で比較が可能な平成22年2月以降、過去3番目の規模となります。
運用損失が膨らんだのは、原油の先物価格が急落したことや、外国為替市場で円高ドル安が進んだことを背景に、東京株式市場で株価が大幅に下落したことなどによるものです。
投資信託協会の大久保良夫副会長は「株式市場の不安定な状況が続いているので、今後も不安定な運用が続くだろう」と話しています。