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500万円支払わず披露宴 27歳男逮捕

大分 振り込み明細偽造 相手の女性とは既に離婚

 大分県警大分南署は9日、結婚式費用の振り込み明細を偽造して式を挙げ、かかった約500万円を支払わなかったとして、宮崎県延岡市天神小路、会社員、知久大陸(ちく・ひろむ)容疑者(27)を有印私文書偽造・同行使、詐欺の容疑で逮捕した。

     容疑は、インターネットバンキングで内金230万円を振り込んだと見せかける明細を偽造し、2014年3月21日の式当日、大分市の結婚式場の従業員に見せ、残金も後日支払うとだまして式と披露宴(費用計509万4982円)を挙げたとしている。同署によると、明細の偽造・行使容疑は認めているが、詐欺容疑については否認している。式を挙げた女性とは既に離婚したという。

     同署によると、佐賀県伊万里市の式場運営会社が支払いを求めて提訴。福岡地裁が14年10月の判決で、費用と年6分の金利を支払うよう命じたが一切払わなかったため、会社側が大分県警に告訴した。【安部志帆子】

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