【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は28日の定例会見で、北朝鮮の4回目の核実験を受けた国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案について、「中国が安保理常任理事国としてより建設的な役割を果たすことを期待する」と述べた。
27日の米中外相会談では制裁の水準をめぐる双方の温度差が浮き彫りとなった。趙報道官は会談を踏まえた韓国政府の対応戦略に関して、「強力で実効的な安保理決議のため、韓米の緊密な協力に基づき、中国の建設的な役割に向けた多角的な取り組みを続ける」と強調し、中国に役割を果たすようあらためて求めた。