日本が中国をけん制するため、50年ぶりに自衛隊の新たな航空団を編成し、沖縄県に配備する方針を固めた。時事通信は「今月26日の閣議で、航空自衛隊那覇基地(沖縄県那覇市)に二つの飛行隊からなる「第9航空団」を編成することを決定した」と報じた。日本政府の関係者は「南西諸島などで中国軍をけん制するため、このような決定を下した」と説明した。第9飛行団には、航空自衛隊の主力戦闘機であるF15などが配備されるという。また日本は、中国と領有権を争う尖閣諸島(中国名:釣魚島)の防衛のため、今年3月末までに与那国島(沖縄県)に沿岸監視部隊を新設し、150人を配備する方針を固めた。