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ラグビーW杯経済効果 当初見込みよりやや減少1月29日 17時39分
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東京都は、3年後に日本で開かれるラグビーワールドカップの都内への経済波及効果について、会場が新しい国立競技場から観客席の少ない別のスタジアムに変更されたことから、当初の見込みよりやや減少するものの、全体では824億円が見込めるという試算をまとめました。
3年後の秋に日本で開かれるラグビーワールドカップは、東京都など全国12の都市で開かれます。
当初、都は新しい国立競技場で開幕戦と決勝戦を含む5試合を行うことを想定し、経済波及効果を866億円と見込んでいました。その後、国立競技場の整備計画が見直され大会までに完成が間に合わないことから、都内の会場は調布市の東京スタジアムに変更され、決勝戦は横浜市の横浜国際総合競技場で行われることになりました。
これを受けて、都が東京スタジアムで開幕戦など5試合を行う想定で改めて都内への経済波及効果を算出したところ、当初より42億円減少するものの、全体では824億円が見込めるという試算がまとまりました。東京スタジアムの観客席は5万席で、国立競技場の8万席と比べて3万席少ないため、チケット収入や会場での飲食費などが減ったことが影響しているということです。
東京都の舛添知事は29日の定例会見で、「効果は若干減少したものの、大きな差異はない。大会を多摩地域の振興につなげて見込みを超える経済波及効果を残せるよう、さらに努力していきたい」と述べました。
当初、都は新しい国立競技場で開幕戦と決勝戦を含む5試合を行うことを想定し、経済波及効果を866億円と見込んでいました。その後、国立競技場の整備計画が見直され大会までに完成が間に合わないことから、都内の会場は調布市の東京スタジアムに変更され、決勝戦は横浜市の横浜国際総合競技場で行われることになりました。
これを受けて、都が東京スタジアムで開幕戦など5試合を行う想定で改めて都内への経済波及効果を算出したところ、当初より42億円減少するものの、全体では824億円が見込めるという試算がまとまりました。東京スタジアムの観客席は5万席で、国立競技場の8万席と比べて3万席少ないため、チケット収入や会場での飲食費などが減ったことが影響しているということです。
東京都の舛添知事は29日の定例会見で、「効果は若干減少したものの、大きな差異はない。大会を多摩地域の振興につなげて見込みを超える経済波及効果を残せるよう、さらに努力していきたい」と述べました。