閉ざされた僕の耳に、
音楽が流れ込んで、
その声の優しさに、
単調なビートに、
陰惨な歌詞に、
僕はとても、許される気がした。
今しか聞けないこの音楽を、
今だけ聞いて、涙を流しても、
明日にはもうこの声は聞けないんだ。
明日にはもうこの声は聞けない。
この優しい声が、死にたい声が、
生きたい声が、泣きたい声が、
詰め込まれた中で飛び跳ねる音楽が、
今目の前にあるのに、
閉ざされた僕の心では、
明日にはもうこの声は聞けない。
明日にはもうこの声は聞こえないんだ。
おやすみせかい。
またねおんがく。
くらむ