2016年1月21日
独立行政法人情報処理推進機構
2016年1月21日
独立行政法人情報処理推進機構
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田 達夫)情報処理技術者試験センターは、不足するサイバーセキュリティ人材を育成・確保するため、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)やJNSA(NPO 日本ネットワークセキュリティ協会)と連携して、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(以下「攻殻機動隊 S.A.C.」)とコラボレーションした普及啓発ポスターを作成・展開するなどのサイバーセキュリティ普及啓発キャンペーンを実施します。
昨今、顕在化・深刻化するセキュリティリスクや、高度化するサイバー攻撃への対策を確かなものとするためには、それを支える人材の育成が急務です。しかし、国内におけるサイバーセキュリティ人材は大幅に不足(*1)しており、人材の育成・確保は喫緊の課題となっています。
IPAでは、こうした背景を踏まえ、本年のサイバーセキュリティ月間(2月1日~3月18日)(*2)における官民連携イベントの一環として、講談社・攻殻機動隊製作委員会(*3)、NISC、JNSAと連携して、平成28年度から実施する新たな国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」(*4)の活用促進など、サイバーセキュリティ人材の育成・確保を目的とした普及啓発キャンペーンを実施します。
本キャンペーンでは講談社・攻殻機動隊製作委員会の協力により、新規に描き下ろした「攻殻機動隊 S.A.C.」のメインキャラクターである草薙素子(くさなぎもとこ)のイラストを用いた普及啓発ポスターを作成し、NISCやJNSAと連携して全国の関係団体や企業などに展開します。普及啓発ポスターのイメージについては別紙 をご覧ください。
上記のほか、「攻殻機動隊 S.A.C.」とコラボレーションした特設ウェブサイトや、「攻殻機動隊 S.A.C.」公式のコラボレーション漫画などが、JNSAにより1月下旬から公開される予定です。特設ウェブサイトのURLなど詳細については、後日、JNSAとIPAのウェブサイト上でお知らせいたします。
IPAは、今回の取り組みを通じて、「情報セキュリティマネジメント試験」が活用され、サイバーセキュリティ人材の育成・確保が進むことで、企業・組織などにおける情報セキュリティ対策がますます向上していくことを期待しています。
なお、本キャンペーンの実施にあたり、講談社・攻殻機動隊製作委員会を代表して、アニメ「攻殻機動隊」シリーズのアニメーション制作会社であるプロダクション I.G(株式会社プロダクション・アイジー)代表取締役社長の石川 光久氏より、以下のメッセージが寄せられました。
| イラスト制作 | プロダクション I.G | |
| 作画 | 後藤隆幸 | Takayuki Goto |
| 電脳空間 | 上村秀勝 | Hidekatsu Kamimura |
| 3D | 塚本倫基 | Noriki Tsukamoto |
| タチコマ特殊効果 | 村上正博 | Masahiro Murakami |
| 仕上・色彩設計 | 広瀬いづみ | Idumi Hirose |
(*2) サイバーセキュリティに関する普及啓発を強化することを目的に、政府では2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」としてさまざまな取り組みを実施している。
http://www.nisc.go.jp/security-site/month/
(*3) 講談社、電通、バンダイビジュアル、プロダクションI.G
(*4) 国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」の創設と実施について
http://www.ipa.go.jp/about/press/20151016.html
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