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台湾総統選 8年ぶり政権交代

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  • 民進党の蔡英文候補が与党・国民党の朱立倫候補を破って勝利。8年ぶりに政権を奪還、台湾で初めての女性総統誕生へ。
  • 国民党の朱立倫候補が敗北宣言、国民党の主席を辞任する意向示す。
  • 台湾の議会・立法院の選挙も同日実施。民進党の優勢が伝えられる。

ライブレポート

ニュースの最新情報を随時更新していきます。

 

1月16日 23時52分

岸田外相「交流のさらなる深化を」

岸田外務大臣は「台湾は日本にとって基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来のある重要なパートナーであり、大切な友人だ。台湾との関係を非政府間の実務関係として維持し、日台間の協力と交流のさらなる深化を図っていく考えだ」などとするコメントを発表しました。

1月16日 22時45分

民進党 蔡候補が圧勝

民進党の蔡英文候補が与党・国民党の朱立倫候補に大差をつけて圧勝。中央選挙委員会の発表で、日本時間午後10時半現在、民進党の蔡候補が688万票余り、国民党の朱候補が380万票余り。

1月16日 21時50分

民進党 蔡候補が勝利宣言

民進党の蔡英文候補が日本時間午後9時半すぎに記者会見し、「台湾の人々は投票によって歴史を作った。政権交代を成し遂げたことは民主的な選挙にとって最も大きな意義だ」と述べて勝利宣言しました。

1月16日 20時50分

国民党 朱候補が敗北宣言

国民党の朱候補は日本時間午後8時ごろ、支持者の前に姿を現し、 深々と頭を下げて「みなさんを失望させて申し訳ありません。私たちは失敗し、国民党は敗北しました。われわれの努力が足りず みなさんの期待に応えられませんでした」と述べました。 また、今回の敗北の責任をとって国民党の主席を辞任する意向を示しました。

1月16日 20時00分

民進党の蔡英文候補が勝利 国民党が敗北認める

台湾の総統選挙は中央選挙委員会の発表で日本時間午後7時50分現在、民進党の蔡英文候補が247万票余りと国民党の朱立倫候補に100万票余りの差をつけており、朱候補が支持者を前に敗北を認めました。
民進党の蔡候補が勝利して8年ぶりに政権を奪還し、台湾で初めての女性総統が誕生することになりました。

1月16日 19時11分

午後7時現在 蔡候補リード

台湾の中央選挙委員会は、日本時間午後7時現在、民進党の蔡英文候補が37万票余り、国民党の朱立倫氏が17万票余りと発表しています。 また、地元の主要なテレビ局は独自に集計した開票速報で、いずれも民進党の蔡候補が500万票を超えて朱氏を200万票以上上回り大きくリードしていると伝えています。

1月16日 19時00分

午後6時40分現在 蔡候補リード

台湾の中央選挙委員会は、日本時間午後6時40分現在、民進党の蔡英文候補が9万票余り、国民党の朱立倫候補が4万2000票余りと発表しています。
また、地元の主要なテレビ局は、独自に集計した開票速報で、いずれも民進党の蔡候補が400万票を超えて、朱候補を150万票以上リードしていると伝えています。

1月16日 17時52分

地元メディア「蔡候補がリード」

日本時間午後5時半現在、台湾の中央選挙委員会による正式な発表はありませんが、地元の主要なテレビ局は、独自に集計した開票速報で、いずれも民進党の蔡候補がリードしていると伝えています。このうち、主要なテレビ局のTVBSは、最新の世論調査をもとにした見通しで、蔡候補の得票率が52%に達し、朱候補を20ポイント上回ると伝えています。

1月16日 17時00分

今夜中に大勢判明

投票は日本時間午後5時に締め切られ、それぞれの投票所では開票作業が始まることになっています。 同時に行われている議会・立法院の選挙とともに、大勢は16日夜に判明する見通しです。

1月16日 12時04分

投票日を迎えた心境は

国民党の朱候補と民進党の蔡候補は投票日を迎えた心境を述べました。

1月16日 9時53分

投票始まる

投票は、議会・立法院の選挙と同時に行われています。日本時間の午後5時に締め切られたあと即日開票され、夜には大勢が判明する見通しです。

1月15日 18時54分

最大の争点は対中政策

選挙戦最終日の15日、中国寄りの政策をとる与党・国民党の朱候補と、それに批判的な最大野党・民進党の蔡候補は、最後まで支持の拡大に努めました。

1月15日 18時54分

中国「1つの中国を堅持」

中国外務省の洪磊報道官は15日の定例の記者会見で、「われわれは一貫して『1つの中国』を堅持し、台湾独立や『1つの中国、1つの台湾』という考え方に反対している。台湾情勢でどのような変化が起きても、この立場は変わらない」と述べました。

1月14日 11時04分

米「勝った候補と緊密に連携」

13日、ワシントン市内で記者会見したホワイトハウスのローズ大統領副補佐官は「選挙を歓迎する。台湾の選挙を尊重し、誰が勝とうとアメリカは勝った候補と緊密に連携していく」と述べました。

 

民進党の蔡候補が大きくリード

台湾のテレビ局が今月5日に公表した世論調査では、国民党の朱立倫候補が25%なのに対し、民進党の蔡英文候補が43%と大きくリードしています。

 

朱候補 中国との交流拡大を

国民党の朱立倫候補は54歳。台湾北部の桃園出身で、アメリカで会計学の博士号を取得した学者でもあります。37歳のときに政界に転じ、次第に国民党の若手のホープとして頭角を現しました。馬英九氏の後を継いで国民党の党首に就任しています。

 

蔡候補 中台関係“現状維持”を

民進党の蔡英文候補は59歳。台北出身で、イギリスやアメリカへの留学経験がある国際派です。今回が2回目の挑戦で、当選すれば台湾で初めて女性の総統が誕生することになります。

 

立法院選挙 民進党優勢か

台湾の議会・立法院は一院制で、議員にあたる立法委員の任期は4年です。立法院選挙は総統選挙と同じ日に行われ、小選挙区と比例代表など合わせて113の議席を巡って争われます。現在、与党・国民党が単独過半数の64議席を占め、最大野党・民進党は40議席にとどまっています。
台湾では、立法院は一貫して国民党が主導権を握ってきました。ところが今回は、立法院選挙でも民進党の優勢が伝えられ、初めて単独過半数を獲得するという見方も出ています。

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