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バス事故 小室さん通夜 突然の死を悼む
1月16日 22時33分

今回のバス事故で亡くなった早稲田大学の4年生、小室結さん(21)の通夜が、16日夜に川崎市の斎場で営まれました。会場の周辺には長い列ができ、友人らおよそ1200人が突然の死を悼みました。
小室結さんは早稲田大学国際教養学部の4年生で、サークルではダンスに打ち込んできました。イギリスの大学に1年間留学した経験もあり、この春からは大手不動産会社への就職が決まっていました。
小室さんの通夜は16日午後7時から、自宅がある川崎市宮前区の斎場で営まれ、大学や地元の友人らおよそ1200人が突然の死を悼みました。
周辺には会場に入りきれない人の長い列ができ、小室さんが多くの人たちに慕われていたことをうかがわせていました。
会場には小室さんが友だちと一緒に笑顔で写っているたくさんの写真が飾られていたということです。

小室さんの母親は「同級生や親戚、地域の人など、およそ1200人に参列してもらいました。想像した以上に、多くの方が来て下さり驚きました。娘は幸せ者だと思います」と話していました。
通夜に参列した友人で、小室さんと同じダンスサークルに所属している女性は「明るくて、みんなから愛される人柄でした。『一緒にいられて楽しかったよ』と声をかけてあげたいです」と、目を潤ませながら話していました。
小室さんと中学から大学まで同じ学校で同級生だという女性は「お互いに同じ時期に海外留学を経験し、手紙やインターネットでやり取りをしていたのが思い出です。彼女はいつも刺激をくれる存在でした。このような事故が起きたことがまだ信じられません」と話していました。
高校で小室さんに英語を教えていた男性教諭は「高校時代から英語がよくできていました。就職の内定が決まり、私に報告に来てくれたことを思い出します。通夜の会場には中学や高校時代の多くの写真があり、ご両親の様子を見た時はことばになりませんでした」と話していました。

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