台湾総統に民進党・蔡氏
女性初、8年ぶり政権奪還
2016年1月16日 20時41分
民進党の選対本部前で開かれた集会で盛り上がる蔡英文主席の支持者=16日、台北(共同) 【台北共同】台湾総統選は16日投開票され、台湾独立志向の最大野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席(59)が与党国民党候補らを大きく引き離し、勝利を確実にした。民進党は8年ぶりに政権奪還し、台湾史上初の女性総統が誕生する。台湾統一を目指す中国は独立志向の民進党を強く警戒しており、国民党政権下で急接近した中台の関係は緊張含みとなる。関係が不安定化すれば東アジア安全保障への影響は必至で日米政府は動向を注視する。
蔡氏は、経済低迷や対中融和策をめぐる国民党批判の受け皿となり、中国の強大化への不安を背景に若者らに広がる「台湾人意識」も追い風に支持を拡大した。