ポーランドを「BBB+」にS&Pが格下げ-通貨ズロチが大幅下落
2016/01/16 02:44 JST
(ブルームバーグ):格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、ポーランドの格付けを初めて引き下げた。新政権の政策が主要政府機関の独立性や効果を損ねる恐れがあるとして、投資適格級で下から3番目の「BBB+」格付けとした。
同社の15日の発表資料によれば、格付けの変更は2007年以来。見通しは「ネガティブ」としている。
1段階の格下げ発表を受け、ポーランドの通貨ズロチは大幅下落。発表から20分以内で1.5%値下がりし、4年ぶり安値をつけた。
原題:S&P Downgrade Triggers Worst Slump in Polish Currency Since 2011(抜粋) Poland’s Rating Cut by S&P for First Time After Shock Election(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先: News 389 Daliah Merzaban dmerzaban@bloomberg.net
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更新日時: 2016/01/16 02:44 JSTニュース一覧
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