ニュース詳細
難民乗せたバス 独首相府に乗りつけ抗議1月16日 10時26分
k10010373811_201601161248_201601161249.mp4
ドイツでは、南部の一部の町の代表らがシリア難民を乗せたバスで首相府に乗りつけ、メルケル首相に抗議するなど難民や移民の受け入れに寛容な政策を続ける政府に対する不満が高まっています。
ドイツの首都ベルリンでは14日夜、難民31人を乗せたバスが首相府の前に到着し、現場は警察官や報道陣など大勢の人が集まり、一時、騒然となりました。
このバスは、ドイツ国内で難民を最初に受け入れる地点となっているドイツ南部の町の代表らが用意したもので、メルケル首相の難民受け入れ政策に抗議するためにシリア難民たちを連れてきたとしています。
町の代表によりますと、これまでにも電話や手紙で受け入れる人数を制限するよう首相に直接訴えてきたということで、「町に来た難民には宿泊場所を提供するなど人道的な対応をしてきたが、これ以上増えると受け入れるのは難しく、町は限界にきている」と訴えていました。バスは2時間ほど首相府の前にとどまり、抗議を続けましたが、その後、ベルリン市内の宿泊場所に向かいました。
ドイツには、去年1年間だけで100万人を超える難民や移民が入国していますが、大みそかに難民が起こしたとみられる暴行事件などをきっかけに、難民や移民の受け入れに寛容な政策を続ける政府に対する不満が高まっています。
このバスは、ドイツ国内で難民を最初に受け入れる地点となっているドイツ南部の町の代表らが用意したもので、メルケル首相の難民受け入れ政策に抗議するためにシリア難民たちを連れてきたとしています。
町の代表によりますと、これまでにも電話や手紙で受け入れる人数を制限するよう首相に直接訴えてきたということで、「町に来た難民には宿泊場所を提供するなど人道的な対応をしてきたが、これ以上増えると受け入れるのは難しく、町は限界にきている」と訴えていました。バスは2時間ほど首相府の前にとどまり、抗議を続けましたが、その後、ベルリン市内の宿泊場所に向かいました。
ドイツには、去年1年間だけで100万人を超える難民や移民が入国していますが、大みそかに難民が起こしたとみられる暴行事件などをきっかけに、難民や移民の受け入れに寛容な政策を続ける政府に対する不満が高まっています。