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チェコ好きの日記

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noteを中心としたエッセイっぽい文章のまとめ

管理人やブログについて

今年に入ってから「絶対、私やんないわ」とこれまでずっと思っていた毎日更新に期間限定でチャレンジしているのですが、「わりとイケる」と思っていたのに「【日記/10】毎日文章を書くようになって気が付いたこと|チェコ好き|note」を書いた翌日からツライと思うようになりました。これをずっとやっているブロガーさんやライターさんはすごいですね。私は来月の半ばで1回やめます。だけど、毎日更新にチャレンジしなかったら絶対書かなかったような内容の記事もあるので、やっぱり一度は変わったことをやってみるのもいいもんだ、と思いました。

私がこれまでこのブログで中心的に書いてきたのはおそらく「批評」というジャンルに属するもので(きちんとした批評ではなく”批評っぽい”という意味合いですが)、自分が気になった事象に対してけっこう距離をとりながら文章を綴ってきたのですが、毎日書こうと思うとそういった類のものはなかなか難しく、自ずと「日記」と称したエッセイっぽい文章が出来上がっていきました。あとは、「日記」を書いているnoteの仕様みたいなものも関係しているかもしれません。なんかあれ、攻撃的なことではなくほんわかしたことを書きたくなる仕様なんですよね。とても気に入っています。

今回は、そのnoteで書いた「日記」を中心に、これまで自分が書いてきたエッセイっぽい文章をここにまとめておきます。お休みの日に、のんびり読んでいただけると幸いです。

2015年2月

aniram-czech.hatenablog.com
なぜかいつもとちがうことが書きたくなってしまった衝動に駆られ、昨年にぽこっと書いた異様なエントリ。私はいつも「ですます調」でブログを書いているので、「である調」で書くとちょと変わった感触が楽しめます。わりとスラスラ書いたような記憶があります。

2015年3月

aniram-czech.hatenablog.com
2015年2月に続き、自分の誕生日を祝して書いたコンプレックスむき出しの変なエントリ。「3月生まれコンプレックス」って3月生まれの人はみんな多かれ少なかれ持っているもんだと思っていましたが、そんなものとは無縁の3月生まれの方もいるらしく、ちょっとびっくりしました。

2015年4月

aniram-czech.hatenablog.com
これはエッセイとはちがいますが、自分のなかのものすごい感覚的な部分をほじくり返してサラサラ書いたエントリ。2016年4月から新社会人となる方がもし読者にいたら、私はやっぱりこれと同じメッセージを送ります。自分のなかに「暗がり」を残しておくか、それとも全部「見える化」しちゃって明るみに出すか、どちらのタイプの人生を送るかはお好みで。

2015年12月

aniram-czech.hatenablog.com
ちょっと飛んで、先月書いた変な文章。最初はnoteに載せようと思っていたのですが、「超かっこよく書けたからいっぱい読んでもらいたい」と思って急遽ブログに載せることにしたという経緯があります。が、ブログに載せたはいいもののあまり反響がなかったので、「ま、自己評価ってのはたいがいそういうモンだ……」と思いました。これを褒めてくれた方、ありがとうございます。とっても嬉しかったです。

みんな大好き、ブームの note

noteは昨年末から書き始めて今年に入ってからいっぱいお世話になっています。「日記」のなかで、自分でもわりと気に入っているのは以下の3つ。
note.mu
この最初の「日記」をきっかけに、2016年2月までブログとは異なる種類の文章を綴っていこうと考え始めました。

note.mu
noteでアクセス解析ができることに最近やっと気付いた私ですが、noteのなかでは「【日記/7】拝み屋に5億円盗られた辺見マリのこと|チェコ好き|note」の次にたくさん読んでもらっている日記です。たぶんタイトル詐欺と誤字のせいでたくさん読んでもらっているんだと思います(なんかすみません)。先にいっておきますが、本当にディズニーランドに入れてもらえなかったわけではありません、たとえです、たとえ。これは毎日更新チャレンジをしていなかったら書かなかった類の文章だなあと思います。

note.mu
つい最近書いた力作(私のなかで)。サリンジャーについての文章を1年くらい前からずっと書きたいと思っていたんですが、なかなか手がつけられなくてどうしようかと長く思案していました。で、「日記」という形でハードルを下げて書いたらなんだか楽しく仕上がりました。サリンジャーを好きな男性陣に読んでもらえたら光栄です。

アフィリエイターもエッセイストも、経営者も批評家も「ブロガー」

ブロガー&ライター界隈ではしばしば宗教戦争のような言い争いが散見されますが、これはそもそもだれが考えたんだか知りませんが「ブロガー」っていう呼び名が良くなかったのかなあ、という気がします。ブログというかたちで一見同じように文章を綴っていても、そもそも目的がちがうんだから話が噛み合うわけがありませんね。キリスト教のなかで「うちはバプテスト派なんで!」「我々はメソジスト派なんで!」っていっているようなもんだと思います(ちがうか)。

有名なブロガーのなかには、「小学校や中学校のときは別に作文とか好きじゃなかった」とかおっしゃりながらものすごくいいものを書かれる方もいますが、私は小学校や中学校の頃から作文が好きでした。というか、コミュ力が低く運動神経が悪く頭もニブかったので、むしろ作文しか褒められないような子供でした。だから何って話でもないんですが、神様が私にわずかばかりの文章力を授けてくれたことに毎日感謝しています。エブリデイサンクス。

「良くなかった」とたった今いったことをさっそく撤回するんかいというかんじですが、でも「ブロガー」っていう呼び名で良かったのかなと思うこともあって、完璧にすべてが棲み分けされた多様性のない世界ってきっとつまんないです。あいつが気に入らなかったり、逆にあいつに気に入ってもらえなかったり、人間同士だからいろんなことはあるのですが、自分が「楽しい」と思うことを愚直にやるのがおそらくいちばんの正義です(他のだれかの権利や心情を侵害しない範囲で)。

私は小説家や映画監督や画家にはなれないけれど、インターネット上に少しでも小説の世界や映画の世界、美術の世界を遺していけたらいいなと思っているので、きっとこれからも楽しくいっぱい書くと思います。

みなさま、良い休日を。