大学入試センター試験が16日、全国693の試験場で始まった。志願者数は昨年より4636人多い56万3768人。初日は地理歴史、公民、国語、外国語の試験が行われる。

 センター試験を利用する大学は693校(国立82校、公立84校、私立527校)で、昨年より4校増えて過去最多になった。短大は157校(公立15校、私立142校)で、昨年から3校減った。

 今春卒業見込みの高校生に志願者が占める割合は43・4%で、昨年(42・5%)を上回って過去最高になった。志願者の内訳は、現役生82・0%、浪人生17・1%、高卒認定試験合格者などが0・9%となった。