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 15日午後9時50分ごろ、北海道旭川市のJR旭川駅で、旭川発札幌行き特急「スーパーカムイ46号」の乗降ドア1カ所が出発間際に凍りついて閉まらなくなった。車掌や駅員、清掃社員らが約30分にわたってドアにお湯をかけて「解凍」を試みたが、ドアは数ミリの隙間が残り、JR北海道はこの車両での運行を断念。乗客約60人は別の車両に乗り換え、52分遅れで旭川駅を出発した。

 旭川市では同日午後7時55分に零下15・8度を記録していた。JR北によると、ドアの凍結は時々起きるが、今回ほど頑固な凍結は珍しいという。(日比野容子)