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カツ横流し「依頼5日後に廃棄」と説明1月15日 9時32分
カレー専門店の「CoCo壱番屋」を展開する会社から廃棄処分を依頼された冷凍のビーフカツを処分せず、横流ししていたとして、愛知県稲沢市の業者が廃棄物処理法違反の疑いで捜索を受けた事件で、業者は、依頼された5日後に、すべて廃棄したとする事実と異なる説明を会社側にしていたことが、警察への取材で分かりました。警察は今後、業者から事情を聴く方針です。
愛知県一宮市に本社がある「壱番屋」は、県内の工場で製造した冷凍のビーフカツに異物が混入したおそれがあるとして、およそ4万枚を廃棄処分するよう稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコ-」に依頼しましたが、ダイコーが横流しをして、今月、愛知県内のスーパーマーケットで販売されているのが見つかりました。
警察は14日夜、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーの本社を捜索しました。警察によりますと、ダイコーは、去年10月に廃棄処分を依頼されましたが、その5日後にすべて廃棄したとする事実と異なる説明を「壱番屋」にしていたということです。
壱番屋によりますと、ダイコーとは15年前から廃棄物の処理で取引があったということです。警察は今後ダイコーの責任者からも事情を聴いて、横流しが行われた詳しいいきさつを調べることにしています。
警察は14日夜、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーの本社を捜索しました。警察によりますと、ダイコーは、去年10月に廃棄処分を依頼されましたが、その5日後にすべて廃棄したとする事実と異なる説明を「壱番屋」にしていたということです。
壱番屋によりますと、ダイコーとは15年前から廃棄物の処理で取引があったということです。警察は今後ダイコーの責任者からも事情を聴いて、横流しが行われた詳しいいきさつを調べることにしています。