昨年の輸入車登録24万台超に BMWがトップ=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国輸入自動車協会(KAIDA)は7日、昨年の輸入車の新規登録台数は24万3900台で前年比24.2%増加したと発表した。

 独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れが発覚し全世界に波紋が広がったが、韓国の輸入車販売は急増した。

 昨年の登録台数をメーカー・ブランド別にみると、BMWが4万7877台と、メルセデス・ベンツ(4万6994台)を退けトップに立った。次いで、VWが3万5778台、アウディが3万2538台の順。欧州車が19万7396台で全体の80.9%を占めた。日本車は2万93台、米国車は1万7501台と集計された。

 ベストセラーモデルはVWの「ティグアン2.0 TDI ブルーモーション」(9467台)で、アウディ「A6 35TDI」(7049台)とBMW「520d」(6640台)が続いた。

 輸入自動車協会の関係者は「昨年の輸入車市場は安定した為替と原油価格、個別消費税引き下げなどが追い風となったほか、小・中型車とスポーツタイプ多目的車(SUV)、ディーゼル車などがけん引した」と説明した。

 一方、昨年12月の新規登録台数は2万4366台で、前月比6.0%増加した。

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