この中でＨＳＰ診断というものをしてくれてて、それをやってみたら、２３項目中１９項目に当てはまる僕がいました。
１２個以上に当てはまると「ＨＳＰ」と呼ばれるものにカテゴライズされるようですが、ぶっちぎりでしたね。
※冒頭のサイト様を参考にして書いた記事です。
HSPについて
HSPと割合
- Highly Sensitive Person（高度に感受性の強い人・敏感な人・繊細な人）の意
- 全人口の１５％～２０％
つまり、生き物としては珍しいことではないということです。
ただ、ほかの８割の方に共感を得られにくいので、生きづらいと感じることもあるのでしょうね。
生まれつきの特性
- 行動の前に注意深くなるための生きる能力
- 深く情報処理し、考えてしまう
- ほとんどの生き物に存在する
- ＨＳＰ脳はほかの人と少し異なる動きをする
犬や猫、魚やハエにも存在するほど、生き物全般に見られるそうです。
臆病なワンコやニャンコ、いますよね。そんな彼（彼女）らに対しては、騒がしくしないで静かにそっとしてあげたいです。実家にも大人しい猫がいるけど、人が多いと、いつもどこかに隠れてます。そんなニャンコの気持ち、凄く良く分かる（笑）
そしてこれは脳科学的なものなのですね。納得です。
繊細で良く気がつく
- 深く情報を処理する
- 深く考察する
短絡的な部分も多々ありますので、ＨＳＰがみな熟考できる人間というわけではなさそうです。ただ、ほかの人よりも感情を見抜いたり考察するのは得意ですよ。というか、それが気になって顔色を窺わざるを得ない、と言った方が良いかもしれません。
容易に物事に圧倒される
- 新たな経験（高強度・複雑）に長時間晒されると圧倒される
これも個人差はあるでしょう。
情報処理能力が低ければ低いほど、辟易しやすいのかとも思われます。
ＨＳＰ＝内気という誤解
- 新たな体験に対する強い警戒感などは「内気」と言われてきた
- しかし、「内気」は後天的に獲得するものである
- ＨＳＰのうち３割は外交的
- 引っ込み思案・怖がり・神経質などとも呼ばれた
- ＨＳＰ内でもＨＳＰ者をそのように揶揄する者もいる
僕はどちらかというと「外交的ＨＳＰ」に属するのかもしれません。それでも、臆病であり、感受性の高い人を揶揄することはしませんね。自分が繊細だということを嫌というほど理解しているからなのかもしれません。
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上記はＨＰＳ研究の第一人者である
エイレン・アーロン
氏のＨＰの一部を参考にしたものです。
カテゴライズされるということ
全人口の１５～２０％というのは、「病気」と呼ぶには非常に大きな割合です。どちらかといえば「気質」のお話なのかなと思います。
この話を最初に見た時は「私はＨＳＰなんですよ！ねえねえ！わかってるの？オラオラ」的な、そのタグを振りかざして暴れる人を想像して、あまり自分を枠組みにはめないように構えていたのですけども。
テストしてみて２３項目中１９項目にあてはまるという凄まじい結果を目の当たりにしてしまうと、これは向き合わざるを得ないのかなって自覚しましたね。
ＨＳＰ自己診断テスト
ＨＳＰ自己診断テスト
次の質問に、感じたまま答えてください。
少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。
まったく当てはまらないか、 あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。
1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
2.他人の気分に左右される
3.痛みにとても敏感である
4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
5.カフェインに敏感に反応する
6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
8.騒音に悩まされやすい
9.美術や音楽に深く心動かされる
10.とても良心的である
11.すぐにびっくりする（仰天する）
12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく （たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど）
14.一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
15.ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
19.生活に変化があると混乱する
20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた
以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくＨＳＰでしょう。
しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。
たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、
その度合いが極端に強ければ、そんなあなたもＨＳＰかもしれません。
以上、ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 より抜粋
エレイン･N･アーロン [著]・ 冨田香里 [訳
僕はこれで２３項目中、１９項目に当てはまりました。
「なにこのテスト、当てはまらないやつなんているの？」なんて思いましたが、いるのですねぇ（笑）繊細で感情に敏感な人は、「はい」を数えるより「いいえ」を数えたほうが早いですよ！
自己診断テストだけでＨＳＰと判断して良いかどうかについては
こちらもあわせてお読みいただけると良いでしょう。
「現時点では、これしか判定方法がない」と結論付けております。
ＨＳＰは他人に優しくなれる
「気にしすぎるのは良くない」「考えすぎだ」などと一笑に付されて傷ついてきた方は、大変つらい思いをされているのだとお察しします。そのようなことを言ってしまう人達は、自分と型の違う人間を見てステレオで切り捨ててしまうような残念な思想を持っているのでしょう。
ですが、他人を理解するということは簡単なことではありません。可能な限り関わりを持たずとも良いので、恨みにまかせて攻撃するようなことはしないであげてほしい。悪気なくやってることも多々あるでしょうしね。
とても繊細で優しいあなたへ
どうか、自分の繊細さを責めるのを止めてください。
あなたは繊細で傷つきやすいからこそ、人の痛みにも敏感になれます。そしてその痛みを分かち合う能力が高いのです。これは立派な長所ではありませんか。
かの有名な心理学者のユングもＨＳＰであったと言われています。このように、著名な方にもＨＳＰは多数存在しますよ。自分の繊細さをペナルティだと思わずに、どうか受け入れてあげてくださいね。
あとがき（これから読みたい本など）
ＨＳＰが誰かに迷惑をかける免罪符となってはいけないと思います。ただ、この型に当てはまらない人に、その繊細な気質を少しでも理解していただくことで、社会生活における円滑な人間関係の一助になれば幸いなことですよね。そのような気持ちから、僕はこうやってＨＳＰについての記事を立ち上げたのです。
今回、引用させてもらったサイト様は、この書籍を参考にされたようです。
２００８年に出版されていますね。もっと早くに出会っていれば良かったなと思う反面、ここで出会えて良かったとも感じます。この書籍を読むことで、自分の気質を知り、健全な社会生活に役立てようと考えております。
あわせて...
こちらも良いという情報を頂きましたので、読んでみることにしました。
これらの書籍からさらなる情報を得られれば、また新たな場を設けて皆様にお伝えすることができるであろうと考えております。
非常に多くの反響を呼んだこちらの記事がＨＳＰを知るきっかけとなりました。こんなに多くの人に共感して頂けて大変ありがたく感じており、同時に「きっと苦しんでいる人もいるのだろうな」とも考えました。
一人でも多くの「繊細な人」が多数の理解を得られ、今よりも生きやすくなることを願って、この記事を公開いたします。
以上。