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パリ 厳重警備のなかで新年のカウントダウン1月1日 12時07分
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去年、同時テロ事件に揺れたフランスのパリでは、厳しい警戒態勢が敷かれるなか、シャンゼリゼ通りなどに大勢の市民が繰り出し、新しい年が平和な1年となるよう願いを込めてカウントダウンを行いました。
フランスは日本時間の1日午前8時に新年を迎え、パリの観光名所、シャンゼリゼ通りや凱旋門で開かれた年越しのイベントには、大勢の市民や観光客が繰り出しました。
ことしはテロへの警戒から、イベントの時間が短縮されたほか、エッフェル塔で毎年行われる花火の打ち上げも中止されました。また、通りでは、1万1000人以上の兵士や警察官が配置され、不審者の警戒に当たったり、訪れた人の持ち物の検査を行ったりしていました。
凱旋門には日付が変わる直前にフランスの国旗が投影され、華やかな雰囲気に包まれるなか、人々は声を合わせてカウントダウンを行い、2016年を迎えた瞬間には大きな歓声を上げていました。
参加した人は「去年のようなテロ事件が二度と起きないように、新しい年は平和な世の中になってもらいたいと思います」と話していました。
130人が死亡した去年11月の同時テロ事件のあと、フランスでは非常事態宣言が出されていて、各地で開かれたイベントには10万人を超える兵士や警察官が警戒に当たったということです。
ことしはテロへの警戒から、イベントの時間が短縮されたほか、エッフェル塔で毎年行われる花火の打ち上げも中止されました。また、通りでは、1万1000人以上の兵士や警察官が配置され、不審者の警戒に当たったり、訪れた人の持ち物の検査を行ったりしていました。
凱旋門には日付が変わる直前にフランスの国旗が投影され、華やかな雰囲気に包まれるなか、人々は声を合わせてカウントダウンを行い、2016年を迎えた瞬間には大きな歓声を上げていました。
参加した人は「去年のようなテロ事件が二度と起きないように、新しい年は平和な世の中になってもらいたいと思います」と話していました。
130人が死亡した去年11月の同時テロ事件のあと、フランスでは非常事態宣言が出されていて、各地で開かれたイベントには10万人を超える兵士や警察官が警戒に当たったということです。