細沢礼輝
2015年12月26日12時21分
東日本大震災で被災し、一部区間がバス高速輸送(BRT)で仮復旧しているJR大船渡線について、沿線3市長が25日、鉄道復旧を断念し、将来もBRTを続けることを了承した。
東京都内で開かれた沿線自治体首長会議で、岩手県の陸前高田市長と大船渡市長、宮城県気仙沼市長が鉄道復旧を困難とするJR東日本の提案を受け入れた。
一方、同じ状況のJR気仙沼線は、宮城県の南三陸町長と登米市長はBRT化を受け入れたが、菅原茂・気仙沼市長は「市民の理解がまだ進んでいない」として結論を保留した。震災から5年となる来年3月11日までに結論を出すという。(細沢礼輝)
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