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エルサレムで襲撃事件 聖地は厳戒態勢のクリスマス
12月24日 6時30分

エルサレムで襲撃事件 聖地は厳戒態勢のクリスマス
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中東・エルサレムで23日、パレスチナ人がイスラエル人をナイフで襲撃したことをきっかけに双方の4人が死亡する事件があり、パレスチナ人による襲撃事件が後を絶たないなか、聖地は厳戒態勢のクリスマスを迎えます。
イスラエルの警察によりますと、エルサレムの路上で23日、パレスチナ人の男の2人組がイスラエル人をナイフで襲いました。この事件でイスラエル人2人が死亡し、パレスチナ人の容疑者2人はその場で警察に撃たれ死亡しました。このうちイスラエル人1人は警察官の銃弾に当たった可能性があるということです。また、事件の直後に撮影された映像には通行人が地面に横たわった容疑者とみられる人物を鉄パイプのようなものでたたいたり蹴ったりしている様子が捉えられています。現場はエルサレム旧市街のユダヤ人地区の入り口に当たるヤッフォ門の近くで、大勢の観光客が訪れる場所です。
現地ではことし10月以降、イスラエルとパレスチナの緊張が急速に高まり、パレスチナ人による襲撃事件で死亡したイスラエル人は20人、イスラエル軍との衝突や襲撃事件を起こしたとしてその場で射殺されたパレスチナ人は130人に上っています。エルサレム旧市街には、イエス・キリストゆかりの場所が多いことから、クリスマスに大勢の巡礼者が訪れることが見込まれており、ほぼ毎日のペースで襲撃事件や衝突が起きるなか、聖地は厳戒態勢のクリスマスを迎えます。

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