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「他人のブログを言及(リンク)して非難するのはクソ野郎」だそうです

ブログ

outdoor-kanazawa.hatenablog.jp
悪気もない(多分)方なんですが、筋が悪いので少し。

なんでも他人のブログに言及して非難するとクソ野郎なんだそうで。
・では言及しなければクソ野郎ではないのか?
と思ったりしますが。

当てこすりを書くと「卑怯だ」とどっかから言われる。
そこで言及すると今度はクソ野郎らしい。
ブログってムズカシイデスネー。



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全方位攻撃

2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)

たとえば定率減税について書いている記事Aがあるとする。
それに対して批判記事Bを書いたとする。
「いやいやそれは違う」と。
そしてAはさらにA2として批判記事を書く。
それに言及してさらにB2の批判記事が書かれる……。

仮にこういう状況があればこれは二人とも「クズ野郎」なのかしら?
「言及して批判すればクズ野郎」なんですよね。
定率減税のことを喧々諤々やってるだけなのに。


この主張の筋の悪さは「言及すると言う行為自体の是非」を問うているところにある。
はてな特有の通知機能だってトラックバックと同様。
言及は単なる許されている機能・行為。そこに是非はない。

そんなピンからキリまで炎上ネタはあるけど、このはてなブログというサービスは不思議なもので、わざわざ相手のブログをリンクして文句タラタラ書く輩が多数存在するのだ。
お前はアホか?

この辺りは、ウチみたいにまったりのほほん読書記録を綴るだけの泡沫ブログは、“紅茶に潜む黄色い悪魔”ことhagex氏みたいな超攻撃的オクラホマ・スタンピート系ブログとは違うので、あまりピンとこないけれど*1

全方位攻撃で「アホか?」は、なかなかの筋悪ですねー。

安全な場所から非難してもらう収益は美味いか?

hagexさんところは儲かってますよー。単著も出してますし。
ウチは全然ですがね。
来年は儲けることも考えようかしら……(削ってる割にちょっと報われなさすぎな感じが)いや、ホント


さて、この元記事は「言及しないで非難する記事」ですよね?
批判の筋・論旨がないので「非難」にしかなってない。
不特定多数に向けて非難をしてる(論旨のある批判ではない)。
記事主は「言及しなければ(誰でも)非難してもいい」と思っているのかな?

あと非難(タイトル)も批判(本文)も混同されてますが、
【批判】は

批判とは、何かに対して良し悪しを判断、評価すること。欠点を直すように促すこと。間違いの指摘。
批判とは (ヒハンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

【非難】とは

[名](スル)人の欠点や過失などを取り上げて責めること。「不実な態度を―する」
非難/批難(ヒナン)とは - コトバンク

ですので、似て非なるもの。
夢夢お忘れなきよう。

匿名とコテハン

言われのない非難(中傷)であればまだしも、批判(指摘)を受けるとすれば、それは記事に何かしらの瑕疵があったということになる。
瑕疵があれば、そりゃあ何か言われる。
批判には、元記事の是非がまず前提としてある。

・LGBTなんてクソだ←批判
・今日もいいお天気ですね←批判

これらは同じ批判でも全く意味性が異なる。
なのに元記事の是非を置いて
「言及して批判(非難)するという行為→クソ野郎だ」
と展開するからおかしなことになる。
さらに言うなら”クソ野郎”というワードも強すぎ、文章も煽り過ぎ。

そもそも何を目的に書いているのか?
いっぱしのライター気取りか?勘弁してくれ。
他人を楽しませてこそのブロガーじゃないのか?それともあれか、社会派ブロガーってやつなのか?
安全地帯から後出しで非難するのは楽だし、それ読んで楽しむ輩もいるだろう。
でも書かれた本人はどうなる?傷つかないか?四面楚歌を食らってどこまで気持ちが下がると思う?
火に油をそそぐなたわけめ。成人した大人がそれをわからぬか。

それこそブーメラン。

他人を楽しませて~というなら「他人のブログを言及(リンク)して非難するのはクソ野郎だ」と全方位攻撃してるこの記事こそ「何さま?」と言われるブーメランがぶっ刺さるんじゃないかしら。
安全地帯というけれど、こうやって当てこすりで直接言及せず何が論点かも定かではなく一方的に「悪だ」と言ってしまうのはそれこそ非難ですよ?
まぁ、どれを指してるんだか知りませんけどね。

お前がそこに油を注ぐ必要はあるめぇよ?
しかも内心いいネタゲットと思ってるんだろ?収益も倍増じゃー!なんて。
名無しで叩く人達の方がよっぽどマシだよ。

「名無しで叩く人達の方がよっぽどマシ」ってのがよくわからないなー。
2chに書きこむほうが上等っていう感覚???

さっきまで

安全地帯から後出しで非難するのは楽だし、それ読んで楽しむ輩もいるだろう。

と書いていたのに。

「名無しで叩く人達」こそ、ブログというコテハンすらない無敵のひと。
失うモノなんてない。
ブログは記事を書けば消せと言われるかもしれない。
ブログごと消される可能性だってある。
長ければそれなりに背負うモノもありますよ。

なんか個人的恨みでもあるのかねぇ……。


そもそも「書いているひと」と「書かれたこと」に対する批判は違う。
なのにクソ野郎と書いてしまうのは、記事を書いた相手に対する人格批判まっしぐらの打ち筋。

削除基準

はてなさんはこーいう傷つける内容でも許してるの?の問いへの回答です。

本人からの通報なら対応してくれるので、もし言及(リンク)されて傷つく内容を書かれたら通報しましょう。

ふむ。
どう読んでいるのかはわからないけれど。

はてな側の回答の要旨はここですよ。

言及されたご本人より、論評の範囲を超えた人身攻撃であり、権利侵害であるという理由から削除依頼を受けた場合には、プロバイダ責任制限法に添い、手続きを行います。
はてな情報削除ガイドライン - 機能変更、お知らせなど

「論評の範囲を超えた人身攻撃」
「権利侵害」
書いた記事に対しての批判ではなく、記事を書いた本人に対する非難であればそれは中傷だから消すよってことですよ?
「(理由がなんであれ)傷ついたら消してくれる」じゃないですよ。

書いたことは発表したことであって、それに対し是非の意見はある。
だからその記事に対しての批判も当然ある。

記事を書いた人間に対して「(これを書いたやつは)アホか」「(これを書いたやつは)クズ野郎」なんていうことを書けばそれは「論評の範囲を超えた(書いたやつに対する)人身攻撃」なんです。
そこは切り分けが必要だし、混同すれば的外れにならざるを得ない。

傷つけられたくないけどブログをみんなに読まれたい、なんてことは無理筋。

もしかするとたまに見かける「オレの記事を絶賛する感想はいいけれど、オレの記事を批判するなんて許せない!」という方とか?
それこそ筋が悪い。
誰がどう感じるかを制限する権限なんてない。

一般人だから許してニャン

エスパーマミのお父さんの話を引くのも面倒ですが(ggrks)「一般人が書いたブログなんだから許してねー」が通じないネットだからこそブログもツイッターも燃える。
現実的な感覚をそのまま持ち込むから齟齬が生じる。

ネットは手軽に大声に拡大されてしまう場所。
つぶやき(ツイート)であれ大声になってしまう(座布団一枚)。

反対に言うなら、一般個人が書いた記事でさえ数万数十万人に読まれることもある。
この泡沫ブログですら一日に数アクセスはあるんですから(きりっ

ブログ飯やネット有名人なんてのも出てくるのは、大声になるからこそ。それが良いところでもあり、悪いところでもある。
ネット上の文字は、個人だろうがプロだろうが境目がない。
だからこそ「一般人だから許してね」が通じない。
是であれ非であれネットは、繋ぎ広げ拡散する機能を持つ。

HITODEX

ヒトデさんを見てみろ。あんなにピースで満ちて他人を楽しませてくれる。あんなブログは最高だよ。
お前みたいた精神クソな記事とまったく異なる。

ヒトデを最高だと思うなら「クソ野郎」「精神クソ」だとか「非難」だとか無自覚に攻撃的な状態で筋を語らない方がいい。
もっとお気楽に書いてればいいんじゃないかしら。

まぁ、特に批判というわけでもないですが、気になったので書いてみました。別にこの記事がなくても既に燃えてますよ。


ところで、ひとでさんは人気ですねー。
イベントでも開けば、いいんじゃないですかね(強引)。

ハックル先生とhagex氏のハゲハゲコンビ、ヒトデさんと高知からトマトでも呼んで新春恒例 新旧ネットユーザー対談(タイトルマッチ/60分一本勝負)でも開けばどうでしょう。ハックル先生は、新作の宣伝で行くそうです(多分、お茶を出せば大丈夫)。



ハックル先生はオフ会参加前のめり。

そんなハックル先生の新作、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」絶賛発売中です!!(宣伝しましたよ!先生!!)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら

*1:炎上案件よりロングテールのキーワードの方がよほどアクセスがある。こんな記事は報われない