[PR]

 第1期叡王戦の決勝三番勝負第2局が13日、京都市東山区の京都国立博物館で指され、山崎隆之八段(34)が郷田真隆王将(44)に勝ち、通算2連勝で優勝した。山崎八段は来春、将棋ソフトのトーナメントを勝ち抜いた「ponanza(ポナンザ)」と第1回電王戦二番勝負を戦う。

 叡王戦は、段位別の予選を勝ち抜いた16人の棋士が本戦トーナメントを戦った。山崎八段はNHK杯戦で優勝経験があり、タイトル戦にも出場したことがある上位棋士の1人。羽生善治名人(45)、渡辺明竜王(31)は出場しなかった。