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靖国神社事件 韓国「逮捕の男と政府の接触なし」
12月10日 18時40分

靖国神社事件 韓国「逮捕の男と政府の接触なし」
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東京の靖国神社のトイレで爆発音がして火が出た事件で、韓国人の男が逮捕されたことを巡って、韓国外務省は、男が再び日本を訪れるまでの間に韓国政府の関係者とは接触しておらず、みずからの考えで再び訪日したと説明しました。
先月23日、靖国神社のトイレで爆発音がして火が出た事件では、韓国人のチョン・チャンハン(全昶漢)容疑者が建造物侵入の疑いで逮捕され、警視庁はチョン容疑者が不審物を仕掛けたとみて捜査しています。
これについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は、10日の記者会見で、チョン容疑者が事件当日に帰国したあと、9日、再び日本を訪れるまでの間に韓国政府の関係者との接触はあったのかという質問に対し「そうしたことは全く聞いていない」と述べ、政府による働きかけなどはなく、チョン容疑者がみずからの考えで再び訪日したと説明しました。
そのうえで、今回の事件が日韓関係に悪影響を与えるのかどうかについては「まずは捜査の進捗(しんちょく)状況を見守らなければならない。結果が出ていない中で予断はできない」と述べて、今後の捜査を注視する立場を示しました。
一方、韓国では、凶悪な事件を除いて、容疑者の実名や顔を報道しないのが一般的で、チョ報道官は、日本のメディアでチョン容疑者の実名や顔が伝えられていることに関して、韓国外務省が日本政府に抗議したことを明らかにしました。

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