SIMフリースマホ「FREETEL Priori3 LTE」をゲットしました。と言っても自分のではなく祖母のものになるんですけど、せっかく手元に端末があるのでレビューをしないのは勿体ない、ということで外観など使い勝手などを紹介したいと思います。
FREETEL Priori3 LTEの実機レビュー
「FREETEL Priori3 LTE」は名称の通りLTE通信が可能な格安スマホとなっており、12,800円(税別)で手に入れることができる端末とあって、とりあえず電話とメール、ちょっとだインターネットができれば良いというユーザーにとっては打って付けの端末となっていることは間違いありません。
4.5インチの480×854ピクセルのディスプレイを搭載しており、片手で操作しやすいスマートフォンとなっています。
パッケージはカラフルな感じとなっていますが、センスは悪くないと思います。
中身は本体と背面カバー、バッテリー、電源アダプタ、USBケーブル、説明書などが入っています。
バッテリーの容量は2100mAhとなっており、iPhone 6/6sよりも大容量となっています。microSIMと標準SIMのデュアルSIMスロットに対応しており、microSDカードも重ねて差すことが可能となっています。
背面パネルはシンプル。パネルはいろんないろが存在するので、いずれ交換用のパネルなどが出てくるかもしれませんね。
背面カメラは800万画素でフラッシュも内蔵されています。価格を考えると高画素と言えるかもしれません。そして、上部にUSBポートとヘッドフォンジャックが搭載されています。
サイド部分に電源ボタンと音量ボタン。
下部にマイクが、背面パネルにはスピーカーが内蔵されています。背面パネルは左側の切り込みから爪を引っ掛けて開くようなイメージです。
ハードキーは正面には搭載されていませんが、タッチセンサーによるホームボタンやマルチタスクキー、戻るキーなどが搭載されているので、使い勝手は悪くないです。
FREETEL Priori3 LTEのスペック
- ディスプレイ:4.5インチ(480×854ピクセル)
- CPU:MediaTek MT6735 1GHz(クアッドコア)
- GPU:Mali-T720
- RAM:1GB
- ROM:8GB
- カメラ:リア 800万画素、イン 200万画素
- 対応周波数:FD-LTE:バンド1/3/8/19、W-CDMA:バンド1/6/8/19、GSM
- Wi-Fi:IEEE802.11n(2.4/5GHz対応)
- OS:Android 5.1
- サイズ:65×132×8.9mm
- 重量:約120g
前モデルのFREETEL priori2 LTEのLTEの対応バンド「1/3/19」となっておりドコモ回線で有利なものとなっていましたが、FREETEL Priori3 LTEはバンド8にも対応しソフトバンクの800MHz帯となるプラチナバンドに対応しています。
性能としては、本当に必要最低限のスペックとなっており、クアッドコアの1GHzのプロセッサに1GBのRAMという性能となっています。Geekbench3によるプロセッサスコアはシングルコアで472、マルチコアで1306という結果となりました。
性能的には5年前に発売されたGALAXY S3と同じ位のプロセッサ性能となっています。5年前ってかなり前ですね...。しかし、最新のAndroid 5.1を搭載していることから、意外と滑らかに動作しています。
普通に使用する上に置いては特に問題が生じることはないと思います。
KATANA 01と比較
Winodws 10 Mobileを搭載している同じくFREETELのKATANA 01と比較してみます。KATANA 01は前モデルのpriori2と同じ筐体を採用しているそうで、1世代前のものと考えていいかもしれませんね。
とはいえ、どちらも同じ4.5インチディスプレイのスマートフォンですし、片手でチャチャっと使用するには程良いサイズと言えそうです。
性能的には決して速いとは言えないデバイスで動作が遅いと感じることはありますが、FREETEL Priori3 LTEの大きな魅力は本体価格と言えるでしょう。税別12,800円でスマートフォンを購入することができるのですから。
電話とメール、少し調べ物をする、くらいの利用用途であれば十分に事足りるデバイスだと思います。
我が家では嫁のお母さんがソフトバンクのガラケーからFREETEL Priori3 LTEに機種変更をして使う予定となっています。基本料金も3000円から2000円くらいに下がる予定です。