国際社会における人権論議の中心機関、国連人権理事会の議長職を、2016年に韓国が初めて務めることになった。
韓国外交部(省に相当)は7日午後(現地時間)「スイスのジュネーブで開かれた国連人権理事会組織会議で、崔京林(チェ・ギョンリム)駐ジュネーブ大使が2016年の国連人権理事会議長に選出された」と発表した。崔大使は、2016年度の国連人権理事会議長を務める。
理事国は計47カ国で、理事国の任期は3年。理事国を連続2期務めた場合、1年間は理事国としての活動を休むと定められている。韓国は06-08年、08-11年、13-15年の人権理事会理事国を務めたのに続き、16-18年の理事国選挙でも再選された。
人権理事会の議長職は、地域持ち回りの慣行に基づき、人権理事会の五つの地域グループ(中南米、東欧、アフリカ、西欧、アジア・太平洋)が交代で務めている。アジア・太平洋地域は、5年前にタイが議長を務めたのに続き2回目。