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 エルサレム中心部の市場近くの路上で23日、パレスチナ人の10代の少女2人が通行人のパレスチナ人の男性(70)をはさみで襲った。少女1人が治安当局に射殺され、もう1人も重傷を負った。AFP通信が伝えた。男性をイスラエル人と誤認した可能性があるという。パレスチナ治安当局者は「少女の1人の兄弟が2年前にイスラエル当局との衝突で死亡した」と話している。

 同日、ヨルダン川西岸の幹線道路沿いの給油所では、パレスチナ人の男が刃物でイスラエル軍の兵士2人を襲い、1人が死亡した。西岸のナブルス近郊では、刃物を持ったパレスチナ人の男がイスラエル兵に近づいた。いずれも、パレスチナ人は現場で射殺された。

 10月から急拡大したイスラエルとパレスチナの衝突で双方の死者は100人を超えた。米国のケリー国務長官は24日、イスラエルとパレスチナの両指導者と現地で会談し、沈静化を呼びかける予定だ。(エルサレム=渡辺丘)