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 不正送金に悪用できるコンピューターウイルスを札幌市の中学2年生が作成していたとされる事件で、警視庁は、この男子生徒(14)がウイルスを販売していたとして、不正指令電磁的記録提供などの疑いで再逮捕し、24日発表した。男子生徒は容疑を認めているという。

 サイバー犯罪対策課によると、男子生徒は今年7月、名古屋市内の中学2年の女子生徒(14)に、他人のパソコンをロックさせるウイルスを3千円で販売したなどの疑いがある。スマートフォンの通信アプリ「ライン」の機能を使って売買を募っていたという。

 同課は、男子生徒がほかにも複数の人にウイルスを販売していたとみている。