杉山正
2015年11月23日23時50分
来日中のイラクのジャファリ外相が23日、東京都内で記者会見し、同国やシリアで勢力を伸ばす過激派組織「イスラム国」(IS)について「世界にとっての脅威だ。(ISを)打ち負かすことは、国際社会のすべてにとっての勝利を意味する」とし、イラクへの支援を訴えた。
ジャファリ氏は、「(ISは)全くイスラムではない。犠牲者の多くがイスラム教徒の女性や子供などの善良な市民だ」と語った。さらに、「(ISは)文明を壊そうとしている。彼らのイデオロギーしか認めない、対話ができない集団だ」とした。
また、米国やその有志連合だけでなくロシアなどすべての国々と協力するのが外交方針だとし、「(対ISで)国際社会が一体となってきている」とした。(杉山正)
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朝日新聞国際報道部
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