世界トップのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)であるフェイスブックの役員を務めるエリック・ツェン氏が、今年9月に8日間にわたり北朝鮮を訪問した当時の様子と所感をブログに掲載して話題になっている。ツェン氏は北朝鮮について「映画『ハンガーゲーム』の中の国」と評した。『ハンガーゲーム』とは仮想の独立国について描いたハリウッド映画だ。
ツェン氏は「中国から北朝鮮に向かう高麗航空の機内から特別な体験が始まった」とした上で「機内では休みなく上映される北朝鮮体制宣伝用ビデオを視聴しなければならず、入国の際には持ち込んだ機械類に番号が付けられた」「現地では常に案内員と同行するため自由がなく、まさに宣伝と脚本で動く国だった」などと明らかにした。平壌の学生少年宮殿で観覧した学生たちの公演については「ロボットのようだった」と評した。
ツェン氏は「閉鎖された国なのにスマートフォンユーザーが多いのには驚いた」とする一方で「スマホのアプリをダウンロードするには、指定された店に行ってそれを購入する必要があった。これにも衝撃を受けた」とも語った。