2015年11月10日11時48分
他人のフェイスブックの非公開ページをのぞき見したとして、警視庁は10日、東京都板橋区赤塚4丁目、会社員古賀亮介容疑者(25)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕し、発表した。警視庁によると、フェイスブックへの不正アクセス容疑で逮捕するのは全国で初めてだという。
サイバー犯罪対策課によると、古賀容疑者は都内の20代の女性のIDとパスワードを使い、1月10日~3月18日に17回にわたり、フェイスブックの非公開ページに不正なアクセスをした疑いがある。自宅のパソコンでこの女性のIDとパスワードを入力し、のぞき見していたという。
古賀容疑者のパソコンからは、フェイスブックの563人分のIDやパスワードのほか、スマートフォンのデータを保存・管理するクラウドサービスにアクセス可能な208人分のファイルが見つかった。調べに「プライベート写真をのぞき見したかった」などと話しているといい、同課は入手経路についても調べる。
捜査関係者によると、なりすましの書き込みなどは確認されていないが、フェイスブックやクラウドサービスに投稿された写真数十枚をパソコン内に保存していたという。
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