ゴルフ世界選手権｢WGC-HSBC選手権2015｣3日目を迎えた松山英樹はINスタートの15番を終えたところで､途中棄権となった｡

かねてから､当ブログでも指摘していた様に､今大会2日目までで合計5回のウォーターハザード等､前週｢CIMBクラシック」で負った右足首の捻挫の影響は深刻であることは明らかだった｡

強行出場は､今後に影響を及ぼしかねないので､昨日の当ブログ記事でも勇気ある決断を下して貰いたいと書いたばかりで､途中棄権という前向きなジャッジだ｡

大会前日の｢プロアマ戦」でハーフを終えたところで棄権し､代替選手と交代したことで､判明した前週｢CIMBクラシック」での松山の怪我。

マレーシア･クアラルンプールで開催された｢CIMBクラシック」は毎晩雨が降り､プレー中は名物のスコールも無い中､壮絶なロースコアの優勝争いに松山も加わっていた｡

しかし､17番右サイドを歩行中に排水溝近くのフェアウェイが､突然陥没し､深い穴に松山の右足がはまり､捻挫。

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チーム松山サイドは｢軽度の捻挫」松山も本人も｢怪我の影響はない」としていた｡

しかし､大会初日は､3連続バーディーで一時4アンダーまで伸ばすも､最後にボギー､ダボで崩れ､5バーディー､2ボギー､1ダブルボギーの｢71｣通算1アンダーで､首位と8打差の54位T｡

この日は､3度池ポチャをし､その内2ホールはパーセーブで凌ぐという技を魅せたが､上がり2ホールで､17番ボギー､18番も池ポチャでダボとスコアを崩した｡

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2日目は､2度の池ポチャでダボ2回とスコアを崩すも､終盤持ち直し､4バーディー､1ボギー､2ダブルボギーの｢73｣トータルイーブンパー､首位と14打差の53位T｡

この日も2度の池ポチャ､ウォーターハザードで､2ダブルボギーと､全く松山らしくないゴルフだった｡

本人は､怪我の影響を否定し､ショットの調子が悪すぎるので立て直したいと気丈なコメントをしていたが､右足首の捻挫の影響は深刻だった様だ｡

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3日目の今日は､11番バーディー､12番ボギー､13番ではバウンスバックのバーディーを魅せたが､続く14番PAR5ではダブルボギー。

そして15番を終えたところで､途中棄権というジャッジを下した｡